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心因性視覚障害

西川クリニックのある安室校区に特に多い小児の眼科疾患或いは視力異常は何かお分かりですか?心因性視覚障害というのをきかれたことはありますか?それです。俗に眼科では心因性といいます。学校健診で視力異常を指摘されるも困っている様子はない。左右の視力は同じ。しかし、安室校区には4件も眼科がある。この間来た子供の話では学校で眼科健診の精密検査は受けなくてもよいとのうわさがあるとのことだ。歯科検診の精密検査受診率は姫路市内でトップらしい。私が悪いのか?どなたか学校健診の精密検査受診率を上げる良い方法はないでしょうか?

抗ヒスタミン薬とセレスタミン

抗ヒスタミン薬の代表は薬局で売っているドリエルです。アメリカでは、国民皆保険ではないので抗ヒスタミン薬を睡眠薬代わりにもちいている。何が悪いか?抗コリン作用のため急性緑内障を引き起こすことがある。これが最も悪い。作用は結構よいが眠くなり経済的な損失は限りない。これを改善したのが第2世代以降の抗アレルギー薬である。今日、他院でセレスタミンを処方された方が来た。またかと思った。セレスタミンには抗ヒスタミン剤だけでなくステロイドが含まれている。三年も飲んでいるそうだ。取りあえず、隔日投与にした。昨年もひとりMOONFACEになった方を漢方薬併用とステロイド外用でセレスタミンからの離脱に成功した。セレスタミンを毎日処方するのはよくないと私は思う。もらったセレスタミンを毎日飲むのもよくないと思います。薬局の説明書にも抗ヒスタミン薬ではなくステロイドと抗ヒスタミン薬の合剤とはっきり書くべきです。第一世代の抗ヒスタミン薬を睡眠薬として使うと次第に耐性ができることと抗コリン作用が強いことが悪です。

おたふくかぜとみずぼうそう

おたふくかぜつまりmumpsが少しはやりかけらしいですよ。学校が始まりどうなるのでしょう?1993年MMRワクチンが中止になりましたがいまだに補償額のトップはおたふくかぜです。おたふくかぜに実際なると0.001パーセントの確率で難聴になることがわかってきました。これはなおりません。だから、西川クリニックではおすすめしています。すいとうつまりみずぼうそうは15歳以上でかかると致死率年齢が25倍以上高いともいわれています。だから西川クリニックではすすめています。

目のかゆみ

最近、目のかゆみを訴えて御来院いただくことが増えている。昨年も8月下旬に来られた方が結構来られている。つまり同じアレルギーによるものです。7月ハウスダスト陽性のアトピー性皮膚炎合併率が高かった。8月は完全に原因は草です。