記事一覧

医師に働き方改革はできない

産業医としてストレスチェック面談に取り組む時期です。ところがこのストレスチェックテストの判定をサービス残業でしろという企業がある。これは重大な問題であり三社契約を介する市医師会の産業保健が機能していないチェック不足だ。契約書では2年契約、この会社は一年契約鹿社内規定では認めないといういいか加減な契約である。輪番制の休日診療所義務化が嫌だと九州では訴訟になっている。5年で医師の働き方改革なんてできるわけがない、しかし私が医師になった平成の初めは医師は給与が高いから労働基準法適応外といわれたが研修医が労働者と判決が出て変わった。姫路ではいやだが仕方ないとみんな黙って出務している。産業医も昔は名義貸しというのがあった、しかし今は労働k准監督署の監査が入る時代です。病院でも50人以上いれば産業医を置かねばならないそして管理監督者である院長は産業医を兼務できない。どんどん厳しくなっている。ところがどっこいストレスチェックテストが50人以上の事業所で義務化され産業医の業務は増えてそれに見合った報酬受け取り仕事をしているものとばかり思っていたが在宅勤務のストレスチェックテストの判定に報酬がつかないことが前任医師の聞き取りから分かった。姫路でも指折りの企業がこれでは断るしかない。

産業医もいろいろ

舛添要一厚生労働大臣の時に姫路ではほとんど皆無の労働衛生コンサルタントしけに合格しました。産業医は講習を受ければ誰でもなれる。労働衛生コンサルタントには筆記と口頭試問がある。診察しながら労働基準法や労働安全衛生法の勉強をした。そしてエル大阪で口頭試験を受けたが大学の一年後輩で今東京の大学で准教授になっている後輩に出会った。先日も神戸国際会議場で高絵にお越しになっていた。みんな偉くなっている。最近お昼休み産業医活動に行くが15時から診察に遅れることもある。タクシー使わないと間に合わない。衛生委員会は企業の質を表す。他の事業所で起こった事故や労災事故通勤災害を報告し原因を究明するのは姫路でトップの企業です。職場巡視においても広い事業所を厳しいセキュリテイの中ご案内いただく。結構な運動です。一方職場巡視を2カ月に一回はしないといけないと何度言ってもしない企業もある。困った企業だ。職場巡視は2カ月に一度と決まっている。産業医の業務は最後に意見を述べるだけというのが安全衛生委員会。健康の話は多く参加すれば値打ちがあるが2人くらいでは行う価値がない。勘違いしている衛生管理者がいる。

106万円の壁

今医療機関では看護師のような有資格者ではなく事務員さんがどこも不足しているようです。つまり、全く応募がない。医療は不況には強い、有効求人倍率が高い今は最悪。医療事務は医療機関の顔で難しい仕事ですが医療機関はしょせん中小企業です。2016年10月から従業員500人超、20時間以上毎週働き106万円以上の年収を得ると厚生年金に強制加入することになっているのは周知のとおりです。いわゆる103万、130万の壁に加えて106万円の壁ができました。2018年からは配偶者控除を満額受けられる年収の上限が103~150万円に上がった。壁を超えないはたき方が人気です、何故ならそんなにたくさん働いたら税金が増えると思っているからです。医師不足で医学部の定員がかなり増えている、そんなことしても?しかし医師の数を増やさないといけないもう一つの理由がある。救急の当直と世間では言うがこれは当直ではなく実態は夜勤です。昼間と同じことをしているから夜勤、昔から看護師は夜勤、時間が来れば帰宅できる。医師は朝が来ても帰れない、夕方まで通常勤務。神戸の震災前、一晩で眼科の患者さん私一人で40人見たことがある。全員救急、だれも手伝ってくれない。わからないから看護師さんも手伝えない。市外からでもいっぱい来る県をまたいできた人もいた。看護師さんは内科の看護師ですべて一人でしないといけなかった。医師の当直は実態は夜勤です。いま問題になっているタイムインターバルがないのが医師の働き方の問題です。なぜ労働基準法違反が改善できないか、医師の応召義務というが問題である。

西川実徳労働衛生コンサルタント事務所

今日は大手企業さんと産業医契約をすることをお約束いただきました。条件で折り合わず時間がかかりました。国家資格の保健衛生の労働コンサルタントを厚生労働大臣が舛添要一さんの時に取得した。日本医師会の資格である産業医もいまだに講習を受けて維持している。産業医の仕事は労働衛生コンサルタントに一度合格すると永久ライセンスです。産業医業務を私個人の給与所得で行うか雑所得で行うか?そして西川実徳労働衛生コンサルタント事務所との法人契約にして一度法人にお金を振り込んでいただくことにするか?今日は先日の確定申告納税に続き消費税が貯金通帳から落ちていた。凄い税金が落ちる。どの契約が得か。会計事務所に尋ねたり間に入る会社に尋ねたりしてみました。一昨年市外の大きな特定医療法人の請負仕事をしたが雑所得を給与所得にしていただくと大きく修正申告をすることでことなった。今年は薬剤師会の後援会の講演料を申告漏れしていたので修正申告することを忘れて申告すると半額以上が税金でとられていた。数万円が返ってきた。同じ仕事をしているのに税金の種類で大きく異なる。雑所得は経費が多いとお得、給与は経費が少なく給与所得が多いとお得ということのようです。累進課税で働けばどんどん税金が上がる。ひとつわかったことは西川実徳労働衛生コンサルタント事務所で契約すると請負仕事です。

産業医の面談

産業医にとって忙しい春を迎えました。産業医の面談には2つあります。過重労働つまり80時間以上の残業、ストレスチェックテストで高ストレスの方で面談希望者です。春になり嘱託産業医の先が増えるようです。医師になりできるだけ断らない医療をしているつもりです、私が最初に研修医で赴任した私が就職する1年前にその病院が三時救急救命センターで断った患者さんが搬送されたのが4時間後に他院で不幸にして亡くなられ訴訟になり空床0でも断ってはいけないということになりそれ以来可能な限り診療に対応してきたがいよいよ医療にも働き方改革が迫っている。応召義務の名前で患者さんに対応するのが当たり前になっているが新卒医師の35パーセントが女性である、つまり出産などで医療から離れることを想定しないといけない。産業医の面談にもいろいろある。新しく始まったストレスチェックは高ストレス者を入り口を広げて待つ姿勢です。しかし民間企業では面談を希望する方は少ない。将来の出世に影響してはいけないという思いが潜在化していると思う。公務員もストレスチェック対象者である。また1年以上の雇用見込みや週4分の3以上の就業は関係ない。ストレスチェックは事業所で50人つまり産業医の選任義務があるところで義務化されています。

不妊治療と産業医学

癌だけではなく不妊治療に配慮が必要な時代が来ていると思う。月経周期ごとに4~7日の産婦人科受診が必要だそうです。つまり一週間で1から2回です。漢方診療をしていると一生懸命時間を作ってご来院いただきます。昨日の兵庫県医師会の産業医学研修の第二席は兵庫医科大学で私の卓球部の後輩が東京お茶の水の有名大学で衛生学講座の准教授となり故郷に花を咲かせる形での講演でした。印象に残ったのは個人情報が全くマスクしたガンなどで配慮があった症例つまり時間短縮などのの報告でした。症例のスライドは配布されなかったので詳しくはわからなかったが主治医と産業医の連携そして上司の的確な判断で会った。3月17日の日本経済新聞が報道したのは仕事と不妊治療の両立は難しい退職17パーセント治療断念が11パーセントそして両立している人の9割が難しいと感じているという結果でした。1億総活躍社会と患者さんに行ったらそれって一千万以上の人しか関係ないやつ屋根、ちんぷんかんぷんの方もいるようです。日本の人口が8千万人まで減少すると聞いた。一億なんてまやかしを言う前に人口が減らないための政策が必要と思います。医療費無料化は少子化対策にならない、高価なアレジオン点眼液がたくさんほしいという人が来院した。忘れたふりをして処方したら一本しか出ていないとその場っておっしゃった。おこさんには無料だから多く出していたようです。

産業医の面談

今日は兵庫県医師会の産業医研修の実地研修が行われたがこの前更新したところなので落選しました。午後の座学は受講書が来たので大阪梅田のホテルサンルートでの漢方の勉強(第50回の大阪漢方談話会)が終わった後ポートアイランドの国際会議場へ向かった。しかし、最近産業医や労働衛生コンサルタントのお仕事のオファーが多い。さらには嘱託産業医が一件増えるみたいです。今の労働衛生コンサルタントや産業医は過重労働の面談とストレスチェックの面談これに尽きる。今週一日だけですがお昼にちょっと新幹線で県外へ出張予定です。休診にすればもっともっと仕事があるようです。3月18日は産業医講習会の実地研修を申し込みましたが外れました。労働衛生コンサルタント(保健衛生)があれば産業医の更新は不要です。次の兵庫県医師会の産業医講習会は6月3日だそうです。今日の後の講演の演者は兵庫医科大学卓球部の後輩が国立大学で講師をしており労働衛生コンサルタント試験の2次試験をご一諸に受けて通った。いまは東京のど真ん中の衛生学の准教授をなさっているそうです。しかし私にはこの話難しく眠かった。あーあ昨日の妻の監視付き姫路キャッスルホテルの講演会で疲れました。今日は早く寝ます。今日も帰りの新快速西明石で点検してました。

労働衛生コンサルタント

産業医の上級資格つまり国家資格である労働衛生コンサルタントは趣味のようなものです。東京にある本部に毎年25000円、兵庫県支部に5000円の年会費がいります。私の医師免許には小泉純一郎、労働衛生コンサルタントには舛添要一ともに厚生大臣あるいは厚生労働大臣の名が記載されている。昼休みや診療終了後でかけて産業医活動をしている。またときにクリニックに昼休み過重労働の面接も行っている。白内障手術でがっぽがっぽもうかっている眼科が多い中で過重労働の面接ストレスチェックテストの面接も時に行っている。東京から電話があり過重労働面接の依頼があった、9月には嘱託産業医が増えるかもしれない。面接は30分以内でお話を聞き30分以内でレポートを書き報告する。最近診療の中でリフレックス、サインバルタ、レクサプロの3つの系統が異なる抗うつ薬を使い分けています。それぞれの系統には利点短所があります。阪神間に比べ姫路は以前から産業医報酬が低いのが問題です、医師会からご紹介いただくのは安い、他からの紹介のほうがかなりおおい。少なくても給与所得にしていただける給与所得控除があり助かる。

労働衛生コンサルタント

連休明けです、今日は昼休み産業医業務でつぶれた、明日も往診でつぶれる。医師は労働衛生コンサルタントを取得しても初戦産業医です。労働衛生コンサルタントの資格は医師でない方にとっては飯の種です。2日にわたる遅刻早退を一切認めない東京の日本医師会の講習を受けると労働衛生コンサルタントは筆記試験免除となります。保健衛生の労働衛生コンサルタントは3回受けないと通らないといわれています。苦労して労働衛生コンサルタントの試験に受かっても相変わらず産業医講習会には参加して自己研鑽が必要です。実地研修を含む20単位が5年で必要です。労働衛生コンサルタント会は本部の年会費25000円、さらに兵庫県支部会費が必要になります。試験に受かるためにいっぱい勉強しました。姫路でも50人以上の学校では産業医を設置しています。しかし、眼科専門医であるがために内科の先生希望という姫路市立の学校もありました。産業医学は健康管理もありますがまずは作業環境管理が一番重要です。産業医講習会は内容が多岐にわたります。勉強になります。

受動喫煙

受動喫煙とは自分の意思にかかわらず身の回りのたばこの煙を吸わされてしまうことです。受動喫煙のほうが主流煙よりも有害であることが知られています。さらには3rdスモークという言葉もあります。たばこの残留物からの有害物質いわゆるたばこ臭い状態です。たばこの煙もPM2.5の一つです。兵庫県は受動喫煙では先進県です、G7が行われたのを期に三の宮で禁煙実験が行われたのでした。そして三宮の周辺は禁煙が禁止されました。受動喫煙の問題が文部科学省の問題で国会で議論されなかった。自民党にも二つの意見があり受動喫煙問題に対して取り組もうというグループとほとんど今のままでよいというグループに分かれています。禁煙外来も看護師一人おれば簡単にできます。産業医業務でも受動喫煙は大きく取り上げるべき項目です。今年は第二回目の電通事件を機に過重労働メンタルヘルスケアが今年の産業医講習会では重点的に取り上げられている。財源がないならたばこ税とアルコール税を思い切り上げるのが理解を得やすいと思います。産業医の業務の健康管理の中で喫煙に対するお話は重要です。