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20年ぶりの爪水虫の薬

爪白癬の薬が新しくなり長期処方も可能になっている。しかし依然肝臓の値が上がり積極的ではない方が多い。痛くもかゆくもない爪水虫の治療は気になるが先延ばしになっていることが多い。また爪白癬について講演ができる皮膚科の偉い先生も少ないそうです。ところがネイリン錠が発売されかつ大手が250床以上の病院での販売にかかわり大きく変わった。頻回に講演会を聞くことができるようになった。夏になり水虫が皮膚においてかゆくなる、今からが治療の必要性を感じる季節です。ネイリンで透き通る爪を取り戻した人がいる、一方ルコナックを使ったが無効、ネイリンでも6か月経過するが反応が鈍い。ネイリンをやめて一年近くは人によって異なるが爪が生え変わるのを観察することが必要です。爪水虫の佐藤製薬はルコナックとネイリンを持っている。一方科研製薬はクレナフィンを持っている。どちらが良いというはっきりした意見はなさそうです。それから爪白癬の外用は浸透力が決め手です。爪の中に薬が浸透するためには患者さんにネールアートのやすりを使い方を指導するのもよいみたい。これからは皮膚の水虫のみならず爪水虫の時期です。

性的マイノリテイのお話

性的マイノリティはこころの問題にもいろいろあるがうつ病統合失調症認知症不眠症アルコール依存症の話を聞くのが普通ですが今日はポートピアホテルで性的マイノリテイの話を聞く機会を得ました。毎回スポンサー企業が変わる兵庫県精神科診療所協会の講演会です。講師は兵庫県のご出身の非医師です。布引の間に医師があふれた。LGBTという言葉が日常で話題になることが多い。Lはレズ、Gはゲイ、Bはバイセクシャル両性愛Tはトラスジェニック異なる性を生きる他にもカテゴリーに分けてほしくないクエスチョン、やアセクシャルなどに分類される。差別根強い偏見がありLGBTは貧困と隣り合わせ。同性愛は治療の対象となるとするのは過去の話異性愛へと矯正するための嫌悪療法が行われていたそうです。今は同性愛は疾患ではないそうです。男性同性愛者にはHIV関連の国家予算がつくからいろいろデータがあるレズやトランスジェンダーには予算が無いからデータが少ない。個性制度が残るのはなんと日本だけらしい。予想していない人がゲイらしい、2015年米国の最高裁は同性婚認めた、推薦図書は初めて学ぶLGBTナツメ社だそうです。私はなかなか理解でき乃で買ってみよう。

サムスカの講演会

入院しないと使えない水利尿の薬サムスカですが高価だが電解質は触らず水だけを外へ引っ張る。大塚製薬は輸液の会社、ぴったりの薬です。サムスカはのう胞腎と心不全に保険適応がある。高ナトリウム血症が怖いから入院して使わないといけない、私のところにお越しの方はせっかく入院して導入したのに外来では検査結果がよいからやめにしようといわれたらしい。姫路市医師会館でサムスカの講演会が内科医会主催で行われるというので行ってみた。医師会の講演会は診療科が異なっても参加してよい。大学の先生だからお話が上手ですが少し早かった。講師はかなりご高名な大学講師、申し訳ないけど写真撮影やめてくださいといわれた男性医師がいた、姫路で私が見る初めてのシーンでした。結構撮影と録音はおやめくださいという言っても撮影する人はいる。演者の集中力が低下する。怒って帰るかもしれない。著作権や肖像権を犯すことになる。講演会を聞いて復習が非常に大切です。ノートをしっかりとることが非常に重要です。写真撮っても服しない人が多いと思う、そればかりか周りの人に迷惑をかける。講義も講演も復習しないと自分の知識にならない。