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コタロー漢方名古屋セミナー最終回

今日は朝6時に起きて岡山のコンベンショナルセンターで小児アレルギー学会へ参加する予定でしたが起きたら7時40分、8時からモーニングセミナーが始まる。予定を変更して名古屋へ行ってきました、14時からコタロー漢方名古屋セミナー。20分前に安保ホールにつくと講師の仙頭正四郎先生もちょうどお越しになったところでした。遠いところご苦労様といわれたが先週も仙頭先生は名古屋におこしのはず、来週は関西系統中医学講座のはずです。名古屋は姫路と東京の中間で約90分のぞみに乗ればよいところです。ほんとん気のお話でした。ZtoAでも講義を聞きましたが新鮮なお話でした。第8回になるコタロー漢方名古屋セミナーですが今日で終わりだそうで来季からは違った会になるそうです。漢方薬のメーカーさんの講演会の予定はどこのメーカーさんも来年の大筋が決まっているようです。ほんとん気の話はとても面白い、仙頭先生にはお孫さんが5人もいらっしゃるそうです。楽しかった。

冷えた頭痛に呉茱萸湯、むくんだ頭痛に五苓散

頭痛の漢方薬が聞くのは間違いない。血管収縮剤のトリプタン、腎臓障害を起こすこともあるロキソプロフェン、出したくない薬です。三重の安井先生の講演会3回シリーズ第3回に遅れて参加しました。いつものお堅い医史学と違って今回は頭痛の話が聞けました。かいつまんで私が理解したのはトリプタン系の頭痛の薬を使う前に漢方薬で頭痛を治療する、ロキソニンがほしいといわれても薬剤性頭痛が多いので処方は断る。漢方薬では呉茱萸湯や五苓散は使用目的がはっきりしている。菊がわからないのが川芎茶調散とのことでした。ロキソニン飲んでると癖になり腎臓が悪くなる人がいる。POWERPOINTのスライド資料は配布されるが実際にお話を聞かないと安井先生の奥深い話は分からない。初めて安い先生の話を聞いたのは20年前に三田市での漢方薬の合宿でした。さっぱっりわかりませんでした。面白くないこと難しいことを研究されているなあと思ってました。漢方薬の講演会は土曜日と日曜日が多い。今日はブログを書いていたら患者さんが入ってきた、ゴミが入っている結膜異物である。今日は快晴、岡山では小児アレルギー学会、名古屋では仙頭先生の講演会どちらに行くか。

たかが手湿疹、されど手湿疹

金属アレルギーなどの接触性皮膚炎の実習で何度か教えを乞うことがあった高山かおる先生の講演を聞いた。手湿疹ガイドラインの作成で大活躍されたそうです。女性の先生の講演の中では元気が出る講演というものがある。手湿疹ガイドラインはこれから手荒れの女性が多い季節です。私のクリニックは漢方診療のためいつも静か子供も少しはお越しだが9割まじめな女性というのがわかっている。手湿疹は漢方薬で直してくれという領域ではありません。しかし皮膚の血虚と考えたら漢方薬でもよいとは思う。その中で手湿疹になぜガイドラインがあるかといえばどうも原因を調べるという意義があるようです。あるいは分類するという意義があるようです。保湿剤とステロイド外用薬の組み合わせは皮膚科医でない我々の仕事、紫外線治療やステロイド免疫抑制剤の全身投与は皮膚科医でしかできない治療ということでした。終わって阪急グランドビル26階会議室で中医学の講演を聞くため快速電車にのったら立花で急病人とのことでしばらく止まってしまった。夕方から少し冷えたがホンマに昨日は楽しかった。