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中医学的胃

中医学的胃とは中医学の胃のことです。中医学では胃は全摘しても存在しています。西洋医学のの胃とは違います。胃に異常があると食べられない状態になります。胃は受納腐熟する。脾は消化する。胆も直接的にあるいは間接的に消化に関係する。小腸は消化に関係しません。消化の働きは3つにわかれる。消化の面から3つにわかれます。胃は必要以上に水を飲むと余分は小腸から膀胱へ流れてゆきます。この考え方は西洋医学と多いに異なるところです。中医学的胃は西洋医学の小腸まで含みます。急性水様便は小腸性です。泥状便は脾性です。胃の下痢は消化されない下痢です。腐熟できないことです。脾の下痢は胃では消化されている下痢、つまり腐熟されている。脾で吸収されません。[腹が減るが食べられない]のは胃がわるいのです。はらがへらないのは脾の問題です。胃の問題は食べられる、食べられないの世界です。つまり、五味を感じないのは脾の問題です。西洋医学では小腸は吸収、中医学では脾が吸収利用します。運化とは脾の運、胃の化を合わせたものです。最後に胃の持つ4つのはたらきを述べます。受納、腐熟、化生、通降の4つです。通降とは胃気が下へ行くことです。化生により生み出せない為不足します