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むかご

やまのいもや長芋の養分をためた大きな実をむかごといいます。それが株から離れると根を出してそこから同じ植物が出てきます。漢方薬では山薬として用いられます。さんやくつまり山薬は六味丸、八味地黄丸、牛車腎気丸、清心蓮心飲、啓脾湯など多くの漢方薬に用いられます。むかごごはんはとてもおいしいと思います。ハスの種を蓮子と言います。ハスは水の底に根付くそして水の上に葉が茂る抽水植物です。ハスの種も補陰あるいは補気陰の薬です。清心蓮子飲や啓脾湯などに使われます。

今年の花粉症の漢方

今日は雨です。昨日、22時ごろ医師会館から帰宅中降り始めました。今年の花粉症の漢方薬は寒いせいか小青龍湯が意外と効くが飲みにくいという声は多い。小青龍湯は薬味が多くシャープではありません。麻黄附子細辛湯は三味でシャープです。そこで、邪道だが錠剤に手を染めています。本当は漢方はアロマです。香りを味会うことが大切です。そこでもっと邪道ですが麻黄附子細辛湯カプセルと小青龍湯錠で小青龍湯加附子にしてわが子に飲ませている。かなりあたたなってきましたので、もっと邪道なら五虎湯と小青龍湯で小青龍湯加杏仁石膏もありますよ。しかし、やっと暖かくなってまいりました。