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たるんでいる舌下免疫療法

50人から100人の方が私のクリニックで鳥居薬品のスギ花粉症の舌下免疫療法と塩野義製薬と鳥居薬品のダニのアレルゲン免疫療法に取り組んでいただいている、最近たるんでいる方が多く2カ月場合によっては3カ月も開いている。これでは聞かんなあ、期間があいていると最初からやり直しをしたほうがよいですねというとしていたと異口同音でおっしゃる。今まで取り組んでいた方はもっとまじめだった、昨年から始めた方が間隔があいている。ダニは自ら去っていく人が多い。口腔内にトラブルが起きる確率は80パーセント以上です。かゆくてく行く手やめましたという方が多い。ひとこと言いたいが一言いっても継続率は上がらないと思う。続いた人がどれくらい喜んでくださるか。小さなお子様はおお母さんの力次第ですお子さんがシダキュアを続けているお母さん本当にご苦労様。シダキュアは新薬なので4月末日までは14日分しか薬が出ません。5月からは長期解禁になりますがその時シダキュアとシダトレンは別の薬になりますので濃度が薄いシダトレンを濃いシダキュアに変更するときにはシダキュアの薄いものから濃いものへ変更する必要があります。

アレルゲン免疫療法

三連休の初日姫路市医師会館での講演会に参加しました。埼玉医科大学の永田真教授が姫路に初めてお越しになりました。姫路市内科医会主催講演会でアレルゲン免疫療法の講演会がありました。アレルギー治療のど真ん中にあるのがアレルゲン免疫療法です。アメリカ帰りの永田教授によるとアメリカではSCITヨーロッパではSLITが主流だそうです。そう言われると今の日本のダニアレルゲンエキスはヨーロッパの意製品です。ダニのアレルゲン免疫療法は気管支ぜんそくには皮下注射しか認めれない、舌下免疫療法はアレルギー性鼻炎だけ保険が効く。ダニとスギだけが舌下免疫療法の保険適応です。アメリカでは舌下免疫療法には医師にもそれなりのDOCTORFEEがつくが日本ではない。シダキュア4月末日でシダキュアは長期解禁になるみたい、しかし愚策の10連休ならどうなるか。アレルゲン免疫療法の作用機序はTregを介したIgG4、好酸球性炎症を抑制するこの二つです。ダニの舌下療法はマルチアレルゲン監査を抑制する可能性がある。吸入ステロイドに打ち勝つ治療の可能性があるようです。あっという間の一時間です。

スギ花粉の舌下免疫療法もしばらく導入できなくなります

早いものであと2週間で今年も終わります。スギ花粉の舌下免疫療法は日本中どこかでスギ花粉の飛散が見られる可能性がある1月からスギと一部交差抗原を有するヒノキ花粉の飛散が終わる時期までの導入は勧められていません。だから今から2週間でスギ花粉の舌下免疫療法を導入する方が毎年かなりおられます.スギ花粉の舌下免疫療法はかなり安全な治療です。しかし継続することができない方が多いのも事実です。ダニの舌下免疫療法は口腔内に副作用がかなりあります。スギ花粉の舌下免疫療法は少ないあるいは副作用を自覚していない人が非常に多く、今年の春から続いた人は一年めか効く治療です。一年続けば抗ヒスタミン薬は不要の方が多いのが現状です。現在4年続いた方が一番コストパーフォーマンスがよいとされています。一年でも効くが持続力から考えると4ん円継続を目指していただいております。中学生高校生は続かない人が多いと思います。お母さんの手のひらにいるうちに小児ははじめたほうがよいと思います。保険適応がある治療です。ヒノキに対する舌下面気療法は現在存在していません。

気象予報士のお話

スギ花粉症の方に舌下免疫療法を導入するが今年なら12月中になる。来年一月になると花粉飛散が起こるため新規はできなくなる。12歳未満はシダキュア12歳以上はシダトレンシダキュアどちらでもよい。来年夏になり長期解禁になったらシダトレンからシダキュアへの切り替えでは別の薬を扱うのと同じになります。昨年に続きマスコミでも登場する小原由美子気象予報士の2019年の花粉飛散予測の講演を聞きに行きました。このお話は毎年大阪で行われている、昨年も12月初旬に効きました。姫路のヒノキは前年比222パーセントだったそうです。ヒノキの予想は2014年以来裏年と表年などの従来の傾向が全く当てはまらない。ヒノキはまだまだ飛ぶ。関西支社の方が毎年姫路に来られて10月11月に姫路の山に入りすぎヒノキの予想を立て一つの材料にする。あとは今年の夏の気象は猛暑だった、7月の西日本豪雨、台風21号、24号岡山と和歌山に上陸した。塩害の影響はさほどでもない、風で倒木がみられた。そして昨年は12月から2月にかけて厳しい冬でした。今年の冬はエルニーニョ現象で暖冬だが温度差が大きい。ヒノキの予想が特に難しい。ヒノキもスギも花粉飛散は平年並みかとのことでした。充実した30分でした。長期解禁になりシダキュアで舌下免疫療法を行う人が来年は増えるかもしれない。ドイツのダニのデータを根拠に日本医大の先生が3年ではなく4年続けると人生もう一度舌下免疫療法を行うときの成績が良いとおっしゃっていました。

舌下免疫療法の脱落

舌下免疫療法の脱落者が増えている。講演会でおうかがいするのは予約制でお越しにならない方に受診勧奨をしているところが多いようであるが予約制ではないので受診勧奨を私共ではしていない。最初はみんなまじめに来られていたが今は違う。小さなお子さんは保護者次第、成人は本人次第。せっかく自費で適応のない年齢から始めてもお母さんが仕事を初めて管理しないとやめてしまう。ダニもスギも濃い製剤と薄い製剤が存在します。スギ花粉症を考えると薄いほうで十分患者さんは満足している。スギとダニは全く副作用が異なる、スギは口腔内の副反応が軽い、しかし高濃度の製剤を子供に使うと口内炎がおこる。やはり、鼻や目と同じで口の中にアレルゲンが入るので口内炎がアレルギー反応として起こるのかなあと思っています。口は消化管の入り口です、胃まで到達すると胃酸があります、たんぱく質を変性させます。これが舌下免疫療法では大きく寄与していると思います。頑張って続ける気持ちの方にお越しいただきたい。

塩野義テレビ

塩野義テレビで過去のミュージックフェアをONDEMANDで放送してくれたらよいのになあと思うのは私だけだろうか。以前ご一緒に漢方の講演をした先生が塩野義テレビに出演されていました。アシテアのお話です。あっという間の45分でした二つほどご質問させていただきました。アシテが発売されたとき効果が同じなら副作用を考えて濃度が薄いダニが良いという意見があった。ところが今年になりシダトレンとは別に高濃度のスギ花粉の舌下免疫療法がが同一メーカーから登場した。矛盾ということです。子供にシダキュアを投与すると口内炎が今までよりも多い。舌下免疫療法をしたい人は多いがいつの間にか消えていく、継続は力なり続けることですというと3カ月以上空けて少しずつやってましたという人が今年になり何人かおられた。予約制のところなら電話で連絡するのだろうが予約制ではないので受診されないと多くの舌下免疫療法の患者さんがおられるためわからなくなる。昨日もたつのからお越しになった。ダニもスギも陽性なら副作用が少ないスギから恥じることにした。ダニと杉を同時にすることは推奨されていない。しかし3年+3年は6年もかかる。まず過ぎから始めスギ花粉の飛散が終わったらダニを始めるのが良いと思う。HIVのお薬とゾフルーザで塩野義製薬も元気が出そうです。アシテアを姫路で使っているのは私だけらしい。

ダニの舌下免疫療法

ダニの舌下免疫療法はいろいろ工夫がいる。県立こども病院におられた耳鼻間の医師にはなしを聞きました。ダニの舌下免疫療法は重症患者を抱える耳鼻科・小児科合わせても大学病院でも意外と少ない。

ダニの舌下免疫療法の導入がでできなかった方お待ちしています

他院でダニの舌下免疫療法を行った人は一度つらい思いをしたらやめる。そこでダニの舌下免疫療法が増えない、全国的に増えない。これから涼しくなるとダニはハウスダストに化ける。ダニは症状がないいったん症状が出るときつい。SILENT KILLERともいえる存在です。今年は秋になっても湿度が高い、危険な秋です。GINAのガイドラインで気管支ぜんそくの方にダニの舌下免疫療法が推奨されています。根本治療はICS/LABAの吸入ではなくではなくダニの舌下免疫療法だそうです。夏で疲れた体をダニやハウスダストというじゃが襲ってくる。ダニといってものアレルギーのダニは噛まない。見えない。もっと小さなダニです。他の医療機関でうまくいかない人も時間をかけてゆっくり行えば口の中の違和感はきっと改善します。ダニの舌下免疫療法のキーポイントはとにかく増量期をゆっくり行うことです。気管支喘息を克服するには最初の増量期を慎重におこなうことです。高濃度のスギ花粉シダキュアは口内炎がかなり起こります。しかしダニアレルギーに比べたら頑張ることができる。当院・他院のでダニアレルギーの舌下免疫療法でうまくいかなかった人お待ちしています。

ハウスダストが陽性でダニは陰性

私自身のアレルギー検査を体験した。8項目すべて陰性でした。職員もしましたが予想通りの結果で舌。これがサーモフィシャー株式会社の新製品。中々優れものでVIEW39と同じ結果が出るそうです。血液検査でアルギーを見る時医師の判断力と熱意で大きく解釈が変わる。一般的には私が説明してふんふんと言って終わる。ハウスダストはゴキブリやダニの糞や尿などいろいろな構成成分でできている。ハウスダストは直訳すれば家の埃。患者さんや保護者の方が決めてかかっている。私が社会保険から査定されながらも利益が少ないVIEW39をする理由の一つに皆さんが希望されないダニやハウスダストを一緒に調べダニの舌下免疫療法を導入することです。スギはほっておいても希望者が来る。3月を一回経験したら薬の量が大きく減っている人が多く効果を実感できる。ダニはといえば強い症状のアレルギー性鼻炎や結膜炎が起こるわけではない。問題は気管支ぜんそくです。この夏私のところでダニアレルギーに対してミテイキュア・アシテアを用いた舌下免疫療法を多く導入した。すると9月末で決算が絡むのかミテイキュアダニがいっぱい調剤薬局に納入されているではないか.ものすごいプレッシュアーやな。店長さん。ミテイキュアダニかアシテアダニか決めるのはあなーた。患者さんなのです。和田アキ子さんの歌のように決めるのはあなーた、患者さんなのです。返品不可のミテイキュアダニいっぱい入れると聞いてPRESSUREがたまっています。濃いのがいいの決まっているやん党いう患者さんも多くおられます。舌下錠はなぜ減ピンできないのか不思議なお話です。

フランスのダニとオランダのダニ

舌下免疫療法には二つのク知りがある。わかりやすく言うとフランスのダニとオランダのダニです。日本でダニの舌下免疫療法が行われるようになっが希望者が意外といない血液検査をめんどくさいがしても舌下免疫療法を行わないなら血液調べても同じことと採血して血液検査を断ることも増えた。治療が変わらないなら面倒な採血をしても仕方ない。このまま抗アレルギー薬を服用すればよい。ダニの舌下免疫療法は抗ヒスタミン薬を飲みたくない人向けの薬です。ダニの舌下免疫療法はちょっと手ごわい。すごいお金を支払って日本に上陸したダニは湿気が多い日本ではもう一つ受け入れられない。元が全然取れない薬と思います。特に増量期をいかに受け入れるか?のどや口の中でいろいろ起こっている。焦らずゆっくり増量することを旨としてしかしあんまり甘いことを言っていると2カ月に一回しか来ない方も出る。そんなときは厳しくプロトコール通りにしないと3~5年続けても効かないとぼやくことになりますよとお伝えしています。