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アロマテラピー

アロマを嫌いな女性は少ない、私のところは漢方クリニックなので女性が多い。ルピシアの私のクリニックでは外来は生活の木とランプベルジュのアロマオイル、トイレは日本香道で香りをさせています。福袋はどこの百貨店にもあります、ONLINEで購入するのが一番簡単です。福袋で買って気に入ったものは単品で購入というのがお勧めです。姫路市山之内の幼稚園の跡地を利用した香寺ハーブガーデンのしゃかんかんはランチタイムは予約でいっぱいだそうです。香寺ハーブガーデンの梅田の地下のお店が閉まり残念です。ルピシアの福袋は二倍のお茶が入っています。メンタルヘルスで不眠症の方には薬が嫌といわれたら部屋を暗くする、日本香道の運営するもともと新神戸にあり今は三宮に移転した鬼頭天薫堂のお香、山陽百貨店で時々売っているランプベルジュのアロマオイルをお勧めしています。もちろんアマゾンでも購入できます。生活の木のは水蒸気が出るのでクーラーで乾燥するこの季節にはぴったりです。夏は柑橘系を私は好みます。カモミールで寝苦しい夜は睡眠の質を高めたいです。

女性のメンタルヘルスを考える会

今日は加古川の商工会議所で女性のメンタルヘルスを考える会に参加しました。講師は兵庫医科大学で一学年下の女性医師でした。講演をかなりなさっているようでわかりやすいおはなしでした。鬱の症状は不安不眠が多く、セロトニンが低下する不安、ノルアドレナリンの減少で意欲が低下する、そして最後はドパミンが減少して快楽つまり喜びの感情が減るそうです。プロラクチンが増加しエストロゲンが減少し焦燥感がつよくなる。うつ病は4割が認知症になる。家事とは24時間労働です、家事には時間短縮勤務はないそうです、実は女性は孤独な存在だそうです。家族以外との意味のある会話が少ないそうです。家事を手抜きできる女性は良い。手抜きできない女性は不安いっぱいです。体重増加と食欲亢進する人が女性のうつ病には多いそうです。不安とは明確な対象がない恐怖だそうです。IBS,PTSD.SAD,PANIC適応障害、強迫性不安障害、全般性不安障害病気ではないと思うから受診が遅れる。海外では女性が多い。日本では性差がないようです。女性は平均28歳で受診となるそうです。

インターバル規制

残業そして長時間対策切り札としてインターバル規制がある。日本では経営者に浸透していません。前日の退社時間から次の日の出社時間までの間の時間をインターバルといいます。ここまで踏み込まないと過労自殺は予防できないのではないかと考えられています。電通の二回目の時間を見るとインターバルが空いていません。一日の労働時間が8時間を超えると割増料金になります。一週間に一日の休日も義務です。医師の場合月一回の休日労働と週一回の宿直が限度です。新潟で研修医が自殺しました、せっかく医師免許をとって微力ながら何よりも患者さんのために頑張ろうというときに。そこで基幹病院は時間外診療をストップさせました。医師も管理監督者とそうでない人とで時間の管理が大きくことなります。関西医科大学の耳鼻科研修医の事件で研修医は労働者になりました、私の時は微妙、残業代は出なかった、研修医の先生は給与が安いから厚生年金に加入しなくてもよいですよとまで言われたがこれが命取り私の厚生年金は230カ月しかない後10カ月ないと私が死んだとき妻に遺族年金がない。神戸市ですら厚生年金の半額を負担するのを逃げていた。きっとこんな話は時効でしょう、弁護士さんや社労士さんに相談する気もしません。私のクリニックは残業ゼロを目指している、子育て支援つまり学童へのお迎えに遅れないために。

心因性視覚障害

心の問題が体に現れるのが心身症です。心の問題が視力低下につながるのが心因性視覚障害です。最近学校検診で心因性視覚障害の子供さんが増えている。これも少子化の影響と思います。女の子で長女、精神年齢が高いからできる子と思い無意識に突き放すと心因性視覚障害は起こる。眼科学校検診で心因性視覚障害の生徒及び児童が多くなっている。視力が悪いと近視と思って保護者が連れてくる。しかし、思春期の女児では心因性視覚障害が多い。特に長女では多い。両眼の視力が同じくらいで眼鏡をかけても視力は変わらない。私のクリニックでは普通のオートレフと両眼開放オートレフの両方のレフで時間と患児が許すなら両方検査しますが結構値は異なります。両眼開放オートレフは優れものです。眼鏡かけたい願望のお子さんも増えている、ドなしの眼鏡をかけるとすぐにニコニコ笑顔でよく見える、しかし保護者の中には荷はそんなものとそっけない方も多い。姫路は一年に一回しか視力を学校で測定しない。秋には視力検査がありません。

うつ病による不眠症の患者さん

お知り合いが眠れないと言ってこられました、接客のおもてなしをされている方でお客様ファーストで何を言ってもごめんねばかりおっしゃる、完全にうつ病になっている。私の電話をご存じだからずっとかかってくる。そしてずっと同じことをおっっしゃる。眠れない。そうかと思えば普段アレルギーでお越しの20歳代女性が交代勤務で眠れない2時間しか眠れないとお越しになった。依存や耐性がないスポレキサントではきっと無理だろうと超短時間作用型や長時間作用型ベンゾジアゼピンを少しだけ調剤薬局で二分の一や三分の一に粉砕して服用するように勧めめました。SHIFTWORKERはきつい、医師も入院があればシフトワーカーなのできつい。在宅医も訪問看護ステーションからいつ連絡があるかわからないから過重労働メンタルヘルス問題がある。姫路は在宅医療が遅れているようです。もうすぐ介護保険と医療保険のDOUBLE診療報酬改定が行われます.15歳以下の人口が極端に少ない、一方AIHをするには一回2万円ほどかかると漢方診療の患者さんがため息をつく。医療費無料化よりもAIHにもっと補助を出す考えはないのでしょうか。いったん無料化にしてしまったら戻れない。将来そのお金を国債という形で15歳以下にのしかかる。いよいよ姫路の眼科でも地名が冠されるそうです、規制緩和がすごい。

薬を飲んで寝よう

GABA系に作用するベンゾジアゼピン系非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬もアルコールも浅い睡眠しか得ることはできません。ベンゾジアゼピンとアルコールが同じGABA受容体に働くことがわかっていてもベンゾジアゼピン系睡眠薬は怖いがお酒ならOKという人が多い。有名飲食チェーン店の方が眠れない、交代勤務になり眠れないとお越しになりました。スポレキサントでは眠れないだろうとベンゾジアぜピンの処方しました。次回どうなっているだろうか。最近重篤なうつ病の方が見えてあれこれやっています。昔からお世話になっている方です。寝られないとおっしゃるのでNaSSaのミルタザピン(15)を0.25錠、抗不安作用を期待してリーぜ、エチゾラムなどいろいろ処方をいじっています。最初はスポレキサント単独でしたが全く無効でした。患者さんは寝たい気持ちと薬に依存が生じたらどうしようという気持ちが交錯しておられます。エチゾラムを近くで処方されていたそうです。NaSSaは眠くていやという人が多いため0.25錠にすると眠れないそうです。漢方薬の出番はだいぶ先になりそうです。うつ病の人は人生の重要な決断をしてはいけない。

明日から新年度

今日は年度末です。特定健診は駆け込みの時期です。中学三年生まで医療費無料のお子さんが多くいらっしゃる。胃腸費無料化世代の数年ぶりのご来院が多い。高校一年生になればいきなり自己負担金3割が待っている。これで上位所得者の子弟とと平等です。今の制度では性かっつ保護受給者が一番良い医療を受けられます。もっと弱者の母子保健の方が3割払わないといけない。少子化対策というなら母子保健の方の1割負担を望みます。昨年もこの時期4月から高くなるのでもうこれませんといってお越しになっていない人が恐ろしいことだがかなりおられる。セルフメデイケーションしているのだろうか。今日は無料のMRワクチン明日からは有料のはずですが今年はワクチンが不足したので延長になっています。日本脳炎ワクチンなど数十人まちになっています。全然足りない。コンタクトレンズ検査料の経過措置も今日で終わります。近畿厚生局の神戸の事務所に届けました。日本脳炎ワクチンは20歳まで接種できるので待っても問題ありません。今日は駆け込み受診の日です。

脳卒中後のうつ

脳卒中後のうつ(PSD)は脳の病気自体がうつを引き起こす、マイナスに働いた時に起こる、原因ははっきりしない。うつ病は一般人口の1パーセント、20~30歳台前半に多い、60歳ころ初発する。ICD10の分類でうつ病は気分障害、感情障害と分類される。厚生省は糖尿病・癌・心筋梗塞・脳卒中を4大疾患、5大疾患にうつ病を入れ重要視している。多くの病気とうつ病の関係には報告があります。糖尿病24パーセント、甲状腺機能亢進症35パーセント、脳卒中は27パーセント透析は6.5パーセントです。PSDPOSYSYROKE DEPRESSION(PSD)は脳卒中の場所は関係なく女性、若年者、病前の神経症傾向、高度な麻痺と関係します。時期的には少し良くなった最初の一カ月にお凝ります。PSDは一年以上続くつまりは薬はやめられないみたいです。場所ははっきりしないが左半球の前、右半球の後ろに起こりやすい傾向があるそうです。しかし脳の損傷部位としては未解明です。抗うつ薬としては使いやすさのレクサプロ、抗不安作用を期待してジェイゾロフト、意欲の改善に期待してサインバルタ、サインバルタは変形性関節症の適応拡大に成功したそうです。あーあ素晴らしい姫路から新快速で20分、新幹線で11分、西明石での分講演でした。

寝だめはだめよ

ねだめはだめよと言われても数少ない休日は寝てます。そのねためができず亡くなった様です。睡眠はリズムなので寝だめは良くない。1.5時間の倍数で睡眠をとるのが良い。第二の電通事件が起こりました。労働基準法上休日は週に一回あればよい。電通にはそれも?予告なしに労働基準監督署が入るというのが異例です。残業時間ゼロを私自身の診療所でも目指すが残業はゼロにならない。産業医というか労働衛生コンサルタント活動でも残業はみなし残業手当のうちに収まる程度には存在する。過重労働が今後大きな話題になりそうです。阿部首相がホワイトカラーエグゼプションを導入しようとしたがなかなか導入できない。過労自殺がなくならない。労働法順守だけでは長時間労働はなくならない。36協定による時間外労働では上限がない。さらには帰宅時間と出勤時間のインターバルに規制がない。さらには深夜の割り増しがまだまだ海外に比べて低い。労働基準法40条には保健衛生業の小さなところつまり私のところは週44時間一日8時間の壁がある。しかしそんなに働いていない。保健衛生業の問題は深夜業にある。県立奈良病院をはじめ多くの大きな病院で問題になっている、医師の当直である。

炭酸リチウム

BIPOLARとは昔でいう躁うつ病には炭酸リチウムが一番有用です。今は双極障害といいます。精神科医でも鬱状態で来た患者さんのBIPOLARを見抜くのは困難だと思います。なぜなら躁の状態を見ないと単なる鬱なのか双極障害かわかりません。炭酸リチウムは自殺予防、急性鬱、躁病相の予防に有効性があるそうです。リチウム中毒は慢性中毒が怖いそうです。CBZも双極障害で使う薬ですがCYP3A4代謝なので使わないほうが良いそうです。CBZには中毒疹の恐れもあります。BIPOLARには1型と2型があります。お笑い芸人や政治家の方は2型が多いそうです。双極障害の方はもともとクラス委員をなさっていたリ友達が多い方に多いとされています。双極障害の方は2時間睡眠で寝ているとおっしゃいます。炭酸リチウムは中毒を起こすのが難です。治療有効域でも中毒を起こすことが問題です。昨日は世界アルツハイマーデイで姫路城がオレンジになりました。11月には世界糖尿病デイ4月は世界自閉症デイで姫路城がブルーにライトアップされます。シルバーウイークも後半です、今日一日頑張ればまたお休みの人も多いようです。