記事一覧

鼻閉

鼻閉は鼻づまりのことです。メンソレを鼻の下に塗ってすうっとする。これを検査すると本当に改善しているのでしょうか。EMPTY NOSE SYNDOROMEもいずれも鼻閉症状と検査の結果が一致しません。メンソレ塗ったらだれでも鼻が通った気がします。ツボ刺激はどうなんでしょう。更には甜茶の飴やヨーグルトはどうなんでしょう。甜茶やヨーグルトでよくなっておられる患者さんおられるのは事実です。本人自覚がよくなればよれでよいかもしれません。鼻づまりで済めばよいが後鼻漏さらには峡部が腫れる上顎洞炎がある。アレルギー性鼻炎や急性副鼻腔炎で起こる。奇異制鼻閉は全鼻腔抵抗は広い鼻腔側の鼻腔抵抗に一定して変化するそうです。鼻腔通気検査には手術の前後3カ月や睡眠時無呼吸症候群、心因性鼻閉症しか保険適応がありません。保険適応があるかどうかは大きい問題です。先日も中性脂肪が高くないのにロトリガを服用したいといわれたそしたら自費ですね?いくらですか?一日薬価いくらですから10割負担になりますとお答えしたら黙ってしまわれました。ロトリガがサプリメントならこんなものでしょう。サプリメントは高くないと売れません。

インフルエンザA型と抗原変異率

横浜市衛生研究所のホームページを見たらよくわかりますが日本の今年のワクチンにおいてA香港型インフルエンザはWHO推奨のテキサス株ではな日本独自の公言変異率が低いニューヨーク株が今年の日本のワクチンには入っています。なぜかというとインフルエンザウイルスはシーズン中でも変異するウイルスでワクチンを作成中に変異したことつまり抗原変異率がテキサスでは高かったのです、過去にワクチン作成過程で抗原変異は起こっていました。サノフィのB型2種類入った四価の点鼻インフルエンザワクチンがアメリカのFDAでは12月12日に承認されたそうです。インフルエンザウイルス感染症が流行している。49週は明石が多かったが姫路は整地でした。いよいよ姫路にも入ってきている。受験生の方気を付けてください。久しぶりに早い。正月に旅行する人が多いみたいです。私みたいに正月も働けばウイルス案外もらわないかもしれません。受験生どうなるか?心無い一言が一人の子供の人生を大きく代えた。当たるも八卦当たらぬも八卦。なんと日本だけ違うA型のインフルエンザワクチンを用いているらしい。CNでそのような記事を拝見しました。世界中が使っているものの方が大量生産できるそうです。WHOの推奨する株は違う。卵は馴化すると公言変化するシーズン最初は当たっていても最後にはいや途中からマッチしなくなるそうです。だからAH3は日本独自の基準で選ばれたそうです。昨年はH1N1型、AH3型、B型のいずれもはやったらしい。今のところAH3は香港型だそうです。AH3は重症化しやすい、脳炎など重傷になりやすいタイプです。ちなみにAソ連とはH1N1です。日本独自の選択が当たりますように。祈念いたします。サノフィの不活化ポリオワクチン未接種と連絡があり取り寄せたところやっぱりうってました。返品不可です。困った。今や皆、四混時代です。

エフェドリンとプソイドエフェドリン

エフェドリンとプソイドエフェドリンはどう違うのでしょう。中枢神経興奮作用や循環器にはエフェドリンが働きが強く、抗炎症作用はプソイドエフェドリンが強い。長くつづけるならアレグラと鼻づまりが強ければプソイドエフェドリンでデイレグラです。鼻閉には鼻噴霧ステロイドかデイレグラです。ディレグラにはプソイドエフェドリンが使われています。エフェドリンには覚せい作用があります。だから60mgしか使えません。アレグラは精の標準となる抗アレルギー薬です。アレグラは日本では60mgを朝夕二回です。子供には30mgの錠剤があります。海外では60mgを3回服用するところもあります。エフェドリンとプソイドエフェドリンはどう違うのでしょう。漢方薬の麻黄にもエフェドリンが多いメーカーとプソイドエフェドリンが多いメーカーがあります。プソイドエフェドリンが多いメーカーのものは肩こりや筋肉痛、エフェドリンは風邪に良いと聞いたことがあります。いずれにせよ、デイラグラはずっと飲む薬ではない。むやみに薬剤師がかんじゃさんに進めるのは?さっぱりわからん。鼻づまりには鼻噴霧ステロイドか漢方薬ですよ。近くの薬剤師が鼻血が出るならデイレグラといったが鼻血が出るなら漢方薬ですよ。処方するのは医師です。デタントール点眼液両眼に4回を半年見落とした調剤薬局何のためにあるのかな?トラブルが多すぎるなあ。困ったなあ。デイレグラはずっと毎日飲む薬ではない。心血管エベントに影響する。

まもなくスギ花粉の舌下免疫療法終了

スギ花粉の舌下免疫療法が間もなく終了します、つまり、新規導入を2015年のスギ花粉シーズンの花粉飛散に対する投与ができなくなる。アナフィラキシーショックが増えるという理由からです。アナフィラキシーショックに対してはカードと他の製薬メーカーの0指導船を手渡ししている。できなくなる.だから最近電話が多い。電話では違いがある・だから詳しく説明しない。勘違いが多い。実際に来院した患者さんも間違いがいろいろある。調剤薬局で1週目と2週目の2本を持って帰ってくる。どうの様な説明を受けましたかうけた通りにしてくださいというと?という人もある。同じ説明を受けたはずだが最近の患者さんはさっぱり理解していません。からうち五回のはずが一回からうちしてでないという人もおられた。患者さんとはこんなのです。もっとも最近の話ですが説明を終えるとわしは実験台やな?違いますよ、新聞広告で交通費薬代を支給して実験台を募集したらあっという間に臨床治験希望者が集まりその方たちがあなたが言う実験台ですよ。いやわしはモルモットだ言ってきない。もうどうでもいいや。30分院内待機といえば外へ出てずっと電話する人もいる。

2015年のスギ花粉飛散

2015年のスギ花粉飛散について日本気象協会の筒井幸雄さんのお話を聞きました。筒井幸雄さんの講演は4年連続です。毎年寒い日だそうです。日本気象協会筒井と申しますとごあいさつされた後お話が始まりました。結論から言うと近畿地方ではスギ花粉症の方には過ごしやすいようです。製薬会社にとっては苦戦だそうです。昨年の夏は9まで梅雨の様でした。一方日照時間は少なかった。気温は例年並みでした。花粉を形成する3条件は日照時間、気温、降水量の3つです。シダトレンが始まったばかりで花粉飛散とアナフィラキシーに因果関係があると聞くので心配していましたが昨年並みでよかった。昨年は患者さんの症状がずいぶん軽かった。漢方薬単独でもずいぶん行けた、あるいはエリザスやナゾネックス点鼻薬の併用で眠くないだるくない花粉治療ができた。後はこの冬の温度変化が大きく関与する。寒いと花粉飛散が遅れる。今年は暖冬の予想であったが随分寒い。一寸先は闇です。シダトレンによる舌下免疫療法が盛んな関東は昨年に比べスギ花粉の飛散が増えるようです。その前にA香港型インフルエンザの流行が怖い。

スギ花粉の舌下免疫療法も残すところ数日?

すぐ花粉症の舌下免疫療法であるシダトレンは姫路では使われていないようです。鳥居薬品のシダトレンはアナフィラキシーショックを増やすという理由でスギ花粉が飛散する可能性がある1月からは新規投薬開始禁止です。ご注意ください。5月いっぱいは新規不可と聞いております。シダトレンは3から5年続けることになります。6月までお待ちいただく事になります。観測地点である芦屋・西宮あたりではシダトレンが多く受け入れられているようです。やはり芦屋はお金持ちなのでしょうか?今年のスギ花粉は2月が寒くとても軽かった、花粉は夏の気温・降水量・日照時間などで決まります。西宮市や芦屋市の予想を見てみると今年よりは多いが大したことがないようです。しかも12月が寒いということは来年の2月は今年の2月25日よりも遅い花粉飛散となりそうな気がします。遅くなるとゲリラ飛散が心配になります。11月位には山に入りすぎ花粉の様子が観察されているはずです。もうある程度分かっているが今後気温が低いなら遅くなる、さらにゲリラ花粉になります。最近シダトレンを始める方が増えたが最初に来られた方の方が続きそうな気がします。インフルエンザの予防接種がかなり減りました。先週は50人以上を3時間でシダトレンの投薬など一般診療しながら接種した。インフルエンザA型の型が日本だけ違うとCNに記載されていた。大量生産できにくいものを選んで日本はわざわざ作っているようです。当たりますように。

味覚障害

オーツカホールディングスのOS1は疲れたときや脱水のとき飲むと甘い。不思議です。味を感じるのは舌の上の味雷です。亜鉛不足で起こる病態に味覚障害がある。食品添加物が悪いらしい、亜鉛が多く取れる食品にはチーズなどがある。ところOS1はなぜ水分を欲する状態では甘く感じるのでしょう?OS1を初めて飲んだ時塩辛いのでびっくりしました。しかし、お話ししまくった後OS1をいただくとなんておいしんでしょう。OS1にはNaCLが1.5グラムつまり梅干し一個分入っているそうです。そりゃ塩辛いはずです。疲れているとうまい。なぜか?ナトリウムを増量してブドウ糖を減量しているから普通は塩辛い、然し脱水つまり循環血液量が減った状態ではナトリウムを欲しているからブドウ糖の甘味を感じるそうです。舌の上のぶつぶつである味雷は漢方薬の世界では耳状乳頭と呼ばれる。真っ赤な人は体に熱をもっている。昔は舌の写真を診察時撮らせていただいていましたが今はしていません。

ポカリスエット イオンウオーター

インターネット調査に1000名の医師にご協力くださいというから何かと思えばポカリスエットイオンウオーターが送られて来ました。更にポカリスエットイオンウオータ―のパワーポイントの資料が同封されていました。ポカリスエットイオンウオーターは100mlあたり11kcalと改善されている。大塚製薬のMRは来ないから確かに厳正なる抽選の上のことだろう。なぜOS1ではなくポカリスエットなのか?MRが訪問しているところはOS1かファイブミニかもしれない。3号輸液と全く同じ電解質が入っているのがOS1です。学生時代はいくら飲んでも大丈夫だったが今なら血圧や血糖値と大きく関係するかもしれません。さすが大塚製薬と思ったのはEBMを作っていることです。ブドウ糖と果糖を飲むことで血漿量を増やす事になります。体に素早く吸収し体内に水分を保つそうです。熱中症だけではなく乾燥の季節など様々なシーンでの水分補給に適しているそうです。確かに弾道が効いたクリニックでのポカリスエットイオンウオーターおいしいです。低湿度環境での感染防御機構の維持に役立つそうです。

インフルエンザ

インフルエンザA型が流行始めている。インフルエンザウイルス感染症は真夏の沖縄でインフルエンザウイルス感染症が流行するとか必ずしも冬の風物詩ではなくなっている。Aソ連型とはいわゆるH1N1です。A香港型は毎年流行っている。今年もA香港から流行している。センター試験と近畿統一試験の日にまだインフルエンザが流行していなければよいのですが今年はそうはいかない感じです。流行が早いようです。お正月の民族大移動できっとウイルスが巻き散らかされます。ところでインフルエンザの予防接種を始めた動機は姫路では10月から眼科の受診者数が減少する。祭りが原因とされます、何か仕事がないかと思いインフルエンザの予防接種を始めました。おかげで年内いっぱい仕事があります。1月から2月は冬眠です、眼科の病気がありません。12月は仕事がある、うれしいことです。ここ数日がインフルエンザワクチン接種を接種するピークだと思います。今日はいっぱい寝て氣を蓄えよう。時に衛気を蓄えよう。邪気の侵入を防ごう。漢方薬の傷寒論では首から風邪やインフルエンザを引くと考えます。首にマフラーするのは首から邪気が侵入することを防ぐ意味があります。

アイミクスLDが高い

アイミクスHDはアムロジピン10mg入っており真冬に多く使います。たえず血圧150mmHGあるからかなりむかしからあるジェネリック医薬品をアイミクスLDに変更した患者さんからアイミクスLDが高いと電話がかかってきました。今までジェネリックを服用されていたためアイミクスLDが高いと感じられたそうです。またお正月にかかるため42日処方したためさらに高く感じられたそうです。次回からはジェネリック医薬品を2剤だすことで話はまとまった。お得感がある降圧剤の配合剤ですがアムロジピンを処方することから思えば高い。アムロジピン5mgを2錠で10mg分1にしようと思う。先日タプコムの点眼液が1プラス1が2だという話を聞きました。緑内障の配合剤は2つの薬の併用に比べて眼科領域では若干弱いといわれてきました。患者さんはやすい物を求める、然し効果は分からない方が多い。配合剤を使うとアドヒアランスは確実に上がる。三種混合ワクチンも同じです。3回痛い目に合うなら混合ワクチンがよい、然し配合変化について研究しなければいけない。ジェネリック医薬品が日本ではオーソライズドジェネリックを除き取材が一緒ならよいという微妙な違いをどう考えるかです。薬代高いと思つてジェネリックをできるだけ使っています。ご遠慮なくジェネリック希望とおっしゃってください。