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にきびの抗生物質投与単独投与はやめよう

にきびは感染症である。ニキビはアクネ杆菌感染症です。たくさんの人がにきびを持っている。最近にきびの治療を求めるのは若い男の子です。それも漢方薬中心でという方が多くお越しになる。ニキビに抗生物質単独でという人は困る。ずっと前に効いた話ではダラシンは40パーセント耐性菌、エリスロマイシンは10パーセント、クリンダマイシンは8.3パーセント耐性と聞きましたよ。S.epidermidisは50パーセント耐性だそうです。クリンダマイシだそうです。P.ACNESはクリンダマイシンに18パーセント耐性を示すと聞いた。いつ聞いたかは不明。抗生物質はアクネ菌を殺すがすぐに薬仲良くなる。ニキビに抗生物質が必要なのは赤ニキビですが赤ニキビが絶えずどこかにできてきます、黒ニキビや白にきびは瘢痕化しないようにスキンケアしよう。男の子のほうが私のところではまじめに治療しています。ニキビは青春のシンボルではありません。またにきびの外用薬は一定の割合で副作用が起きます。赤くかぶれます。副作用は怖いのでいきなりきれいになることを目指さず漢方薬併用でゆっくり気長な治療を目指しましょう。

ニキビ

ほう先生のニキビの講演を加古川プラザホテルで聞いた。私は将来は年老いたら何でも見なければいけない過疎地で医療をして一生を終えたい。だから診療時間の範囲では調剤薬局が開いている範囲では漢方薬が使える範囲ではいろいろな病気を断らず見ています。ニキビは医学名は尋常性ざそうです。アクネ杆菌感染症です。ダラシンの使い過ぎで耐性菌が増えてしまったそうです。あの頃は硫黄カンフルローションしかなかった。ダラシンを今でも希望する4割耐性菌といっても効かない患者さんが多い。だから私は漢方薬でにきびを処置しようとするが漢方断りは意外と女性に多い。特定の食品がにきびを起こすのにはエビデンスがない。しかし油は控えめに。エビデンスがなくてもチョコレートでナッツでお肌が乱れることを実感する人もいる。睡眠により皮膚は修復します。睡眠中にホルモンが出ます。ストレスや疲れをためない。ストレスは目には見えない。入浴やシャワーで切れに洗いトリートメントが残らないように。メイクが毛穴を防ぐのも注意です。ノンコメドジェニック製品を使うのも有効だそうです、余ったた皮膚の油を洗い流す。抗菌薬は赤いニキビに使うものでずっと使うと耐性菌ができる。目元や口ブルにはにきびはできませんが背中にはにきびができます。

べムリディ

B型肝炎の新しい治療薬べリムディの発売一周年記念講演会でホテルモントレ姫路に参りました。訪問診療で肝性脳症の患者さんに出会ったり肝内胆管癌の患者さんに出会ったりいろいろな病気の方との出会いがあるがべリムデイを使うことなど一生ないと思いつつ参上しました。今日は母校へ眼科学校検診に自転車で行きましたが私のころは3年生が入った校舎に今は一年生がいるようです。この学校の素晴らしいところは不登校一歩手前の生徒がいる部屋があることです。今の学校には教室に入るか家にいるかという選択が求められています。話は元に戻りますが1987年ギリアド社は設立された新しい会社のようです。日本法人がギリアドサイエンシズ社です。その後吸収合併いわゆるM&Aを繰り返しているそうです。毎年姫路で講演会を行う会社です。肝臓病の講演会といえばレミッチをまず思い浮かべます。ホテルモントレ姫路は姫路駅から2階で通じています。室内の天井はうわさ通り高くアルモニーアッシュ同様新郎新婦が2階から降りるための階段が前方にありました。廊下には絵画がいっぱい展示され各部屋の入り口には電光掲示板で利用者が示されます。食事はおいしくないとのうわさを聞いたので食べずにまっすぐ帰りました。

帯状疱疹の新しい治療

帯状疱疹に新しい薬の話をANACRAWONPLAZAHOTELで聞いてきました。腎臓にやさしく肝臓にもちょっと優しい薬です。アメナリーフという薬ですがアステラス製薬が性器ヘルペスに臨床治験を28日の予定で行っている途中に21日で一人副作用が出たため市場が大きな泌尿器科のベタニスの臨床治験を優先するためマルホに譲った薬だそうです。性器ヘルペスに治療は難しいそうです。さらには帯状疱疹の皮疹に対するキットも登場します。SINNEつまり皮疹が出ない眼部帯状疱疹には使えないがびらん面を有している帯状疱疹か単純疱疹か不明例にはかなり有効だそうです。水痘ワクチンを定期接種で無料で子供に接種して大人の帯状疱疹は増えています。一日一回のアメナリーフは一日3回服用するバルトレックスに比べて血中濃度が減少する時間が短いのでアステラス製薬が性器ヘルペスに治験していたそうです。昔の日本商事今のアルフレッサがソリブジンを発売していることを知っている人は年がわかる。いまの若い医師はしらない。5FUとの併用で大変なことになった。そして発売停止に至った。アメナリーフは結核のリファンピシンと併用禁忌です。両方の薬の血中濃度が下がります。CYP3A4の代謝が関係するのでグレープフルーツジュースはだめです。ゾビラックスのように耐性菌はできないと演者はおっしゃっていました。私自身は大人の方に水痘ワクチンをお勧めしています。

運転注意のお薬

感染症のレボフロキサシンが運転注意の文言があることを今日発見いたしました。抗菌薬にもあるんですね。私にとって大発見。ビラノア、デザレックス、アレグラ、デイレグラはうんてん注意の文言が入っていない第二世代のアレルギー薬です。レボフロキサシンを処方して運転注意については説明してはおりませんでした。昔神戸地裁姫路支部で眠る内視鏡で説明したかどうか10年以上前のあったと思います。今度の新薬ルパフィンは眠くなるそうです。同じロラタジンの仲間のデザレックスはクラリチンとともに眠くならない薬で舌。アレルギー性鼻炎では麻黄が入った漢方薬や鼻噴霧ステロイドも眠くなりません。話は変わりますが姫路市山之内をご存知ですか。今年は山が紅葉していますね。モミジの天ぷらで有名なみのうは台風のため道が寸断されているそうですね。雪彦山をご存知ですか。姫路市の北の端です。きれいに紅葉しています。夢前七福神のお寺さんが二つもあります。一か所はお寺の手前の道が狭くなっています。山之内の廃校となった幼稚園の跡地の香寺ハーブガーデンのレストランしゃかんかん予約制だそうです。梅田の阪急の地下にあった香寺ハーブガーデンは閉まりました。山之内のハーブで町おこししています。おそらくカモミールです。夏は良いが冬は厳しいところです。しかし今年は台風で一体が停電したそうです。冬も今年は孤立集落ができました。

チメロサールフリーインフルエンザワクチン

インフルエンザウイルスの流行が早い。妊婦さん用のチメロサールフリーインフルエンザワクチンが今年はまだ多く残っている。なぜかわからない、昨年製造されなかったためか余っている。いつもは取り合いなのに不思議なシーズンです。なぜこんなに残っているか本当にわかりません。一方市外の方がお母さんとご一緒に来られました。チメロサールフリーのワクチンでなくてもよいと昨年製造されなかったため医師から聞いた人が増えたのか。今どきに妊産婦さんはよく勉強なさっています。ところでタミフルやリレンザは一日熱を早く下げる薬です。脳炎や高齢者の肺炎を増やします。気管支ぜんそくなど呼吸器疾患を基礎疾患に有する方は接種が進められています、阪神淡路の震災の時に死者が増えたから推奨されています。接種してもかかるしインフルエンザにはかかるしかかかっても中学生以下には医療費無料の方が増えました。休日夜間急病センターではキットもしてくれます。これまた無料です。これをしないと基幹病院の小児科は休日明けにパンクします。子供のインフルエンザ脳炎は全国100人から200人もおられるそうです。インフルエンザ脳症死亡率は10~20パーセントです

マダニ

アレルギーのダニはチリダニやヒョウダニです。死骸がハウスダストになります。草原で噛むダニのマダニはまた別のダニです。アレルギーの仲間は夏になる変わった病気がはやります。デング熱など日本にはない病気と油断していると優秀な医師にはデング熱を診断しようとまち構えていたそうです。マダニに噛まれることが問題になっている。野山のダニに噛まれる人が増え日本紅斑熱が最高らしい。発熱と消化器症状が主訴の重症熱性血少板減少症候群も多いそうです。日本紅斑熱はマダニにいる細菌感染だそうです。死ぬこともあるそうです。ダニの一種ツツガムシが媒介するツツガムシ病は発熱・発疹を主訴に東北地方に多い。日本紅斑熱やツツガムシ病には抗生剤は有効だそうです。今年は発熱・頭痛・痙攣がトリアスのダニ媒介脳炎も日本で発症した。飛行機を開始あっという間に感染症も日本に入る。ひありも怖い。アレルギーのダニにはヤケヒョウダニとコナヒョウダニがあります。日本紅斑熱がアレルギー診療で登場するのはセツキシマブアレルギーです。セツキシマブアレルギーは初回投与からアナフィラキシーを起こすこともありカレイの魚卵、マダニ咬傷による日本紅斑熱、

胃がん

ピロリ菌でMALTリンパ腫の発生が増えるそうです。井戸水や口移しでピロリ菌は移るそうです。高血糖とピロリ菌は3点5倍胃がんの発症を増やすことが久山町で分かっている。喫煙で11倍発がんを増やす。WHOは小さじ一杯5グラムを推奨している、日本人は男性11グラム、女性9グラムだそうです。ピロリ菌は1歳7か月から2歳7か月までキスで虫歯菌、ピロリ菌は移る。ベータカロチンを食べ過ぎると胃がんのリスクは下がるが肺がんのリスクが上がった。ベータカロテンの量ですが毎日人参何本とるとよいか?100グラムの人参3~4本大豆イソフラボンも多いと子宮内膜症を引き起こす、納豆2パック、豆腐1丁とると多すぎるようです。タバコ酒塩分制限が良いとのことです。胃癌のESD治療はかなりすごいみたいです。内視鏡で消化管の腫瘍病変を治療するESDにCO2レーザーを併用することも行われているそうです。炭酸ガスは水に吸収されやすい性質を利用したものだそうです。大腸のESDでは穿孔が5~15パーセント、遅発穿孔が0.4パーセントもある、まだまだ薄い大腸の壁との闘いは続いているようです。

マダニ

湿度が高くダニアレルギーの人が多い。マダニ媒介脳炎のワクチンを接種しているお子さんの母子手帳を見ることがある。海外赴任を保護者お一緒にしていた子です。日本でも3人ほど寒いところでダニ媒介脳炎が発症して死亡している。マダニとアレルギーのチリダニは大きさがかなり違う。チリダニは0.4㎜マダニは2mmから10㎜ととても多い。西日本ではマダニ咬傷の既往が多いようです。鹿やイノシシが普通に子の姫路でも目撃されお墓に備えた菊の花を食べつくす時代です。タケノコも壊滅的打撃だそうです。ドングリはブナ科です。年々ブナの花粉が姫路でも多くなっている。年々分繰りも見なくなっている、子供のころは墓場に行けばドングリはいくらでも落ちていた。獣のえさになっているんでしょう。マダニ咬傷はセツキシマブアレルギーとも密接な関係があるそうです。さらには加齢の魚卵アレルギーとも密接に関係するそうです。抗がん剤とかれいの魚卵が密接な関係にあるとはだれも思わない。ドングリのブナの仲間はハンノキやシラカバアレルギーにつながる。そして口腔アレルギー症候群が増えている。

帯状疱疹

ヘルペス族の帯状疱疹ウイルスには発疹が出るものと無疹性のものがあります。帯状疱疹が多い。日本中で増えているそうです。20歳代と50歳以降で増えているそうです。30歳以降でなぜ減少するかというとおそらく子供が水痘にかかりブースター効果がかかるためだそうです。本当かどうかあくまで推測です。帯状疱疹は一度り患しても13年後くらいにまたかかるそうです。だから私のクリニックでも10年たつから水痘ワクチンを接種してほしいといわれるんですね。大塚製薬の結膜弛緩症の講演会に参加したためすべてを聞いてはいませんがめずらしい帯状疱疹の講演を少し聞くことができました。昨年末あたりからヘルペスの薬を6錠分3毎食後で処方することが急に増えました。先発品はお高いので粒状錠を多くく勧めています。日本水産と持田のエパデールにかける情熱は素晴らしいと思います。その技術の一つが粒状錠です。調剤薬局の店長さんのジェネリック率80パーセントにかける並々ならぬ意欲に賛同し先発品しかないつまり後発品がない先発品はは積極的に使いますが3割分の患者さんには後発品の中でも差し心地が良いものなどジェネリックをお勧めしています。