記事一覧

帯状疱疹の新しい治療

帯状疱疹に新しい薬の話をANACRAWONPLAZAHOTELで聞いてきました。腎臓にやさしく肝臓にもちょっと優しい薬です。アメナリーフという薬ですがアステラス製薬が性器ヘルペスに臨床治験を28日の予定で行っている途中に21日で一人副作用が出たため市場が大きな泌尿器科のベタニスの臨床治験を優先するためマルホに譲った薬だそうです。性器ヘルペスに治療は難しいそうです。さらには帯状疱疹の皮疹に対するキットも登場します。SINNEつまり皮疹が出ない眼部帯状疱疹には使えないがびらん面を有している帯状疱疹か単純疱疹か不明例にはかなり有効だそうです。水痘ワクチンを定期接種で無料で子供に接種して大人の帯状疱疹は増えています。一日一回のアメナリーフは一日3回服用するバルトレックスに比べて血中濃度が減少する時間が短いのでアステラス製薬が性器ヘルペスに治験していたそうです。昔の日本商事今のアルフレッサがソリブジンを発売していることを知っている人は年がわかる。いまの若い医師はしらない。5FUとの併用で大変なことになった。そして発売停止に至った。アメナリーフは結核のリファンピシンと併用禁忌です。両方の薬の血中濃度が下がります。CYP3A4の代謝が関係するのでグレープフルーツジュースはだめです。ゾビラックスのように耐性菌はできないと演者はおっしゃっていました。私自身は大人の方に水痘ワクチンをお勧めしています。