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第12回相模原相模原臨床アレルギーセミナー

3日にわたる相模原臨床アレルギーセミナーが終わった。朝からみんな遅刻することなく集まっている。質疑応答の時間が取れないのが残念といえば残念。いろいろなレベルの人がいるからフロアで各自質問というのも仕方ない。アレルギー対策基本法の影響かどうか、急速にアレルギーの集中セミナーが増えている。9月2日は実習、10月30日は座学。そして12月15日16日は総合アレルギ-講習会。TOTAL AllerGISTでなければアレルギー学会の意味がない。兵庫医科大学附属病院が兵庫県で4か所のアレルギー対策基本法の病院に選ばれたそうです。3か所は官公立病院だそうです。アレルギー対策基本法の日本の中心は成育医療センターと相模原病院そして各都道府県に拠点病院がしてされることになっています。この病院で働く医師の研修の第一歩が相模原臨床アレルギーセミナーと今年で第5回目になる12月の総合アレルギー講習会です。12月の中旬いつも2日行きたいがインフルエンザの予防接種で込み合うので日曜日だけ参加している。今年初めて大阪で行われるので12月15日は休診にして参加して実習をいっぱい受講したい。

第12回相模原臨床アレルギーセミナーから帰宅中です

今日は相模原臨床アレルギーセミナー最終日朝は先日姫路にお越しになった相模原病院の海老沢先生のアナフィラキシーショックから始まり今日は食物アレルギーのお話のオンパレードでした。それにしても横浜アリーナではゆずのコンサートで昨年同様横浜線の電車は超満員死ぬかと思いました。昨年も最後まで真面目に聞いて同じ経験をしたと姫路から参加の先生にお話ししたところ私は早く帰ると思いますといつも間にか消えた。参加費35000円、それでも早く申し込まないといっぱいの講演会。新幹線が30000円、宿泊が30000円。今月末もう一度東京に行きます。眼科実践講座です。やっと姫路直通のぞみに乗りました。後は睡眠のみです。鎮痛薬ではロキソニンやボルタレンはアナフィラキシーショックの半分を占める。アセトアミンフエンは安全なようです。ミルクアレルギーにはセレンが入っていないそうです。食物アレルギーの予防には食前にワセリンを口の周りに塗るのもよいみたい。2017年の文部科学省の通達では自宅では部分除去をするのは保護者、学校では制限なしか、完全除去か。最近添付文書に記載がないことを話してはいけないので子供の食物アレルギーはパスしている。大人の食物アレルギーはコンポネント診断を可能な限りしている。あすからは相模原臨床アレルギーセミナーで学んだことを生かして頑張ろう。

舌下免疫免疫療法とアナフィラキシー

今週のはじめにお二人の12歳未満の舌下免疫療法が始まるはずでした。〇〇薬品のパンフレットをご覧になりやっぱり考えます。先生を信頼してないわけやないけどといわれてしまった。悔しい。続けばかなりの確率で緩解導入する治療と考えお勧めしている。舌下免疫療法の〇〇薬品の患者さんにお配りするパンフレットで困っている。アナフィラキシーの記載にところである。何にも患者さんがアナフィラキシーが起こると怖いのでやめますとお電話であるいは口頭でご意見をいただきました。皮下免疫療法に比べて安全性に勝るはずの舌下免疫療法が鳥居薬品のパンフレットを読むと患者さん及び保護者が怖いのでやめますというのは記載方法に一工夫ほしいところです。舌下免疫療法は皮下免疫に比べて絶対安全、というのが患者さんに伝わらないから舌下免疫療法はしませんと患者さんや保護者からお答えいただく。今度はも一つの会社ので説明してみたい。困ったことに5本もミテイキュアダニ舌下錠の最初の二週間分が薬局に入っている。返品不可商品なのでプレッシャーがかかっています。返品不可のワクチンのプレッシャーが大きい。調剤薬局の話はもっと大きい。ポスターか何かで舌下免疫療法は安全な治療であることを周知させてほしい。舌下免疫療法ではアナフィラキシーは極めてまれです。患者さんにちょっとでも不利なことを記載してはいけないのも事実です。

ステロイドの内服で自然な製剤

ステロイドはちょっとという方がいまだに少なくない。セレスタミンはもっと悪いが半減期が長時間のステロイドが入っていると知らない人が多い。ステロイドには即効性がない急速静注には意味がない。ニュースステーションにおけるキャスターの発言が日本人に大きく影響したそうです。ステロイド内服で自然なものとは半減期の短いものです。ステロイドの内服は悪者になっていることが多い。ステロイド外用も悪者になっていることが多い。アトピー性皮膚炎では標準治療がステロイド外用になっている。ステロイドの内服を処方する機会は大変少なくなっている。注射でステロイドを使用する機会はもっと減っている。外用薬は大幅に増えている。ハワイに旅行してBURNを起こした人、アトピー性皮膚炎の人などの。非ステロイドの外用薬アンダームは2010年発売中止になっている。普通じんましんはもぐらたたきになるからステロイドホルモンの外用薬の処方はしません。ガイドライン上じんましんにステロイド内服を多用するのが日本のようです。HRTでもホルモン補充を嫌がる方が少なくないようです、プラセンタというと説明を聞きたい人がかなりおられる。プラセンタにもクロイツフェルトヤコブ病の感染リスクがある。保険適応のプラセンタ💉は人のもですがサプリメントの錠剤はぶたとかです。

無事終わりました

相模原臨床アレルギーセミナー第一日が終わりました。アレルギー対策基本法で日本のアレルギーを担う医師はA案において相模原臨床アレルギセミナーと総合アレルギー講習会にそれぞれ2回参加することが義務化になるようです。愛も若きも一生懸命アレルギーを学んでいます。18時まで勉強して姫路市医師会でご一緒に仕事をしている医師ばかり中華街へと行きました。舌下免疫療法ではカビが採決で陽性の人は効きにくいそうです。自己免疫疾患の人、不安定な喘息の人は禁忌だそうです。セレスタミンはlongのステロイドが入っているので要注意。LONGは30から54時間の長い半減期が問題です。できるだけステロイドは注A射ではなく内服で用いる。10人に1人はAERDだから琥珀さんエステルには要注意。内服ステロイドの吸収は100パーセントに近いから。アスピリンは非ピリンでAERDとは異なります。3週から8週ン隻を一回見てCVAと診断してはいけない。メプチンのようなベータ刺激薬の吸入を単独で続けてはいけないすぐに耐性化するからです。ICSプラスLABA大きく喘息を変えた。明日は8時50分から18時まで頑張ります。

アレルギーの専門医講習会

第一回臨床アレルギー講習会のテキストが届きました。一枚一枚が大きなパワーポイントのスライドがテキストになっています。第一回臨床アレルギー講習会はネット配信で東京の講演を全国例えば大阪で聞くことができる画期的講演会です。そして今日はもう一つ東京で行われる第54回アレルギー学会専門医教育セミナーの申し込み日でした。15時からWEB予約でした。第5回総合アレルギー講習会は12月15日と16日の大阪で初めて行われる第五回総合アレルギー講習会の申し込みは9月2日です。いよいよ明日から第12回相模原臨床アレルギーセミナーが始まります。こんなに講習会を行っているのはアレルギー学会のみです。国立成育医療センターや相模原病院といった日本でアレルギーのトップの医師のお話を聞くにはこのようなセミナーを学会がどんどん行うのは素晴らしい。今日から3日間パシフィコ横浜からみなとみらい21の景色も休憩時間に眺めながら素晴らしい3日になると期待しています。若い医師が多く私のような年配の医師は少ない。質疑応答の時間もなくどんどん話が進んでゆく、3月に姫路市医師会館に来られた成育医療センターの松本先生の講演をもう一度拝聴できるのが最大の楽しみです、あの時は講演が終わった後深夜までウーロン茶片手にいろいろアレルギーの質問に答えていただきました。私の夏休みはパシフィコ横浜での相模原臨床アレルギーセミナーです。

肉アレルギー

肉アレルギーにはαGALアレルギーとPORKCAT syndromeがある。いずれも交叉抗原のお話です。猫上皮(アルブミンFELd2)と豚肉の交差、αGALアレルギーは赤い肉を食べて3~7時間で発症する、つまり魚の肉や鶏肉は大丈夫。何度聞いてもαGALのお話で感動しました。血液型B型以外のひとには糖鎖抗原αGALに側鎖があるから安心です。ロッキー紅斑熱・日本紅斑熱はマダニ咬傷により起こります。マダニ咬傷はチリダニやヒョウダニでは起こりません。普通一般論でマダニは2mm以上、ヒョウダニは0.3mmと小型です。αGALが以前の日本アレルギー学会誌に取り上げられました。マダニの唾液が交差抗原を示しセツキシマブアレルギーを起こしアナフィラキシー色を初回のセツキシマブ投与で起こすことはかなり前からの話題です。白い肉ではなく赤い肉とまだに咬傷が関係ある。。。早く保険適応でαGALが保険適応で測定できることを期待しております…。

アトピー性皮膚炎の新しい治療

先日のブログに書いたデュピクレセントは発売ひと月でかなりアトピー性皮膚炎の患者さんに使われているようです。ホテルオークラ神戸ではアトピー性皮膚炎期待の星SANOFIの生物製剤デュピクレセントの発売記念講演会が行われた。蕁麻疹ではすでにゾレアが生物製剤として用いられています。既存の治療では効果がないアトピー性皮膚炎患者さんに使えるようになったのがデュピクセントです、ヘルペス感染や注射部位反応が副作用である。IL-4を阻害するとうつ病とも関係することがあるそうです。寄生虫は日本ではほとんど皆無ですが寄生虫を増やす可能性もあるそうです…そのほか機序不明ですが副作用としてアレルギー性結膜炎が起こる人がいます。ステロイド点眼液やタリムス点眼液が必要になるそうです。すぐにアレルギー性結膜炎が起こることもあれば1年後に起こることもある。IL4やIL13の受容体への結合に働く、皮膚バリア機能を低下させたり皮膚の炎症を起こすのがIL4やIL13アトピー性皮膚炎患者さんン位は高額な医療費がかかる。ゾレアが気管支ぜんそくから蕁麻疹に適応拡大したようにデュピクレセントもいろいろな病気に適応拡大が期待される。

いよいよスギ花粉の舌下免疫療法のシダキュア開始します

年齢制限なしのスギ花粉の舌下免疫療法シダキュアが使えるようになりスギ花粉の時期に血液検査を行った患者さんから少しずつお電話がかかってくるようになりました。スギ花粉と死んだすれば14日ごとに通院ができることが条件です。子供医療があれば無料です。中学生になれば部活に塾で今までのシダトレンでは中断したりやめてしまったり30過ぎで不妊治療をしている情勢が一番続くのが私のクリニックの特徴です。わたくしのクリニックには30歳を過ぎそろそろ挙児希望ということで漢方治療併用の不妊治療でレデイースクリニックも通っておられる方が非常に多い。そして何か違うことでお越しいただいた時にニッコリ妊娠しましたという方がおられます。将来、妊娠出産授乳という女性ならではの問題においてアレルギーの薬は飲みなくないのが普通です。12歳以上のシダトレンなら4週間に一回、12歳未満のシダキュアでは2週間に一貫ご本人の来院が当然必要です。最低3年、休んでもよいから5年続ける治療です。さぼっても何も申しません、一度中断して再開するもよしやめるもよし、去る者追わず。予約性ではありませんのでお越しにならなくても連絡いたしません。

オリーブの会の参加費無料講演会

姫路にはアレルギーの子を持つ保護者の会でオリーブの会というのがあるのをごぞんじですか。正式には姫路食物アレルギーの会オリーブというそうです。オリーブの会が環境アレルギーの講演会を主催なさるそうです。こんな会はなかなかないので姫路外からもお越しになっているようです。姫路市田寺3丁目のコープ田寺で神戸市立医療センター中央市民病院の小児科のアレルギーの医師を招いて講演会が行われるそうです。案内とは私のところのこと待合室にも置いています。この会を中心に立ち上げた方の講演は感動と涙涙また涙の物語です。本当に悩んだからこんな会を立ち上げられたんだと思います。私も姫路と神戸で計2回拝聴しましたが一生懸命診療しようとあるいは一生懸命勉強しようと思う講演でした。今回はアレルギー専門医をお招きになりコープ田寺での講演会があるそうです。託児所も先着ですが若干あるそうです。一人で悩んでいても仕方がない。医療機関ではなかなか聞けないことをお母さん中心に保護者の方がご相談になる会のようです。平成30年9月30日(日曜日)の朝10時からだそうです。食物アレルギーのあるなしにかかわらずアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、花粉症などのコントロールによりアレルギー疾患をしっかりコントロールして生活の質を改善するというお話の様です。私ごとですが姫路市に毎年提出するアレルギーの原稿締め切り10日前になりました、そのあとには教職員向けエピペン講習会をしないといけない、忙しすぎ朝から鼻出血しました。漢方薬飲んで頑張ろう。今晩はじんましんの講演会を聞きに行かねばならない。