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アトピー性皮膚炎の新しい治療

先日のブログに書いたデュピクレセントは発売ひと月でかなりアトピー性皮膚炎の患者さんに使われているようです。ホテルオークラ神戸ではアトピー性皮膚炎期待の星SANOFIの生物製剤デュピクレセントの発売記念講演会が行われた。蕁麻疹ではすでにゾレアが生物製剤として用いられています。既存の治療では効果がないアトピー性皮膚炎患者さんに使えるようになったのがデュピクセントです、ヘルペス感染や注射部位反応が副作用である。IL-4を阻害するとうつ病とも関係することがあるそうです。寄生虫は日本ではほとんど皆無ですが寄生虫を増やす可能性もあるそうです…そのほか機序不明ですが副作用としてアレルギー性結膜炎が起こる人がいます。ステロイド点眼液やタリムス点眼液が必要になるそうです。すぐにアレルギー性結膜炎が起こることもあれば1年後に起こることもある。IL4やIL13の受容体への結合に働く、皮膚バリア機能を低下させたり皮膚の炎症を起こすのがIL4やIL13アトピー性皮膚炎患者さんン位は高額な医療費がかかる。ゾレアが気管支ぜんそくから蕁麻疹に適応拡大したようにデュピクレセントもいろいろな病気に適応拡大が期待される。