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シダトレンの新規投与

商工会議所新館での薬剤師会の講演会でもシダトレンを取り上げさせていただきました。シダトレンはスギ花粉の舌下免疫療法です。12月でシダトレンの新規投与がいったん終りました。うわさの錠剤シダトレンも子供に使えるシダトレンも登場することがなかった。赤穂からそして加古川からご来院の方は地元へ帰っていった。漢方で赤穂や加古川からお越しの方は続いてご来院いただいている。日本中を旅行してもどこでもスギ花粉の飛散が起こっていない6月から新規のシダトレンヲ再開しましょうということに決まっています。また舌下免疫療法は杉とダニに対する治療ですが同時に二つはしないことになっています。また入浴の前後2時間は舌下免疫量をしてはいけないことになっていますがこれを守るのは無理です。今シダトレンを2年半施行している方から全員効いているやってよかったから早く高濃度のスギの舌下錠を試してみたいといわれています。3月のスギ飛散時にシダトレンをしたいがために採決をして帰られた患者さんは多いです。鳥居からの連絡の黄色の封筒を持って帰られた人も多いです。5月の下旬になったらぞうりょきの2週分をご用意しますで必ずご連絡の上ご来院ください。

PRICK BY PRICK

口の中がかゆくなる野菜果物アレルギーOASやPFASの検査で有効なのがPRICKTESTです。特に新鮮な果物をPRICKして皮膚をPRICKするPRICK BY PRICK TESTはとても有用ですが果物・野菜を用意しないといけない。面倒です。採血しかしないのが私のところ採血した後の解釈が難しい。さらには採血の項目を決めるのも難しい。そんなお話を姫路市商工会議所でさせていただきました。粗抗原は小麦とか大豆です。大豆の中のコンポーネントで保険適応を有するのはとGLYm4です。大豆アレルギーもいろいろあります、今は第三次豆乳アレルギーです。豆乳アレルギーは医学用語ではありませんが豆乳ブームに乗っかりアナフィラキシーが起きているようです。とうふでもおぼろ豆腐や水っぽいとうふはアナフィラキシーが増えるそうです。緑豆もやしでのアナフィラキシーの報告もあるそうです。牛乳はアレルギーが多い、豆乳なら植物性だから安全というのは誤った理解になります。カバノキ科花粉症の方は姫路にもいっぱいいる、私はヒノキ科と思っていても実はカバノキ科も合併していることが多いようです。ヒノキもカバノキ科も下気道炎症を起こすようです。ここ2週間ほど痰が絡み咳が出て鼻が詰まる人を多く診療しました。