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IVHとCV

IVHは中心静脈栄養のことです。場所としては主に頸静脈と鼠径の大腿静脈があります。CVーPORTとは中心静脈カテーテルのことです。CVCはCVを入れてIVHで栄養するということだそうです。私が研修医のころにはIVHという言葉しかありませんでした。食事を食べることができなくなったら胃瘻、CV、末梢の点滴、経鼻栄養、そのまま看取るという選択肢がある。看取り以外は延命になるのでしょうか。どれが良いのかは患者さんご家族の希望が大きい。胃瘻を作ると特別養護老人ホームに入れない。胃瘻枠がありすでにいっぱいのことが多い。CVを施行するともっと特別養護老人ホームに入れないから3か月ごとに病院を変わることになる。胃腸を使うという点ではNGーTUBEで経鼻栄養になる。私ももうすぐ還暦が来る、いつまでも若くない。貧血と低アルブミンになると輸液だけでは難しい。年が行くとみんな同じです。

グルカゴン

日本糖尿病学会の年会費が13000円だそうです。高いですね。何かの時に役立つかもしれないと仕方ないから収めました。時代はプライマリーケア学会に向いているようです。眼科学会と眼科医会と眼科には二つあるからいろいろとりざされています。グルカゴンといえば前立腺肥大・心疾患・緑内障の患者さん向けの消化管の検査の前投薬のお薬でした。ブスコパンとの価格の違いにびっくりします。今は保険適応でグルカゴノーマの血液中の濃度を測定できるそうです。しかし、グルカゴン測定のキットは不正確だそうです。糖尿病を考えるうえでインスリンが先かグルカゴンが先か。ふつうはインスリンだと思います。なぜならグルカゴンの正確な測定がとても難しいからだそうです。世界糖尿病デイにちなみ姫路城が青くなった。乳がんデイのピンク色といい賛否両論だと思います。1921年にインスリンが発見され1923年にグルカゴンが発見されたそうです。

頭痛に漢方薬

頭痛には漢方薬が有効です。川芎茶調散、桂枝人参湯、呉茱萸湯などが一般には知られている。クリニックにもお高い片頭痛の薬が良いという人もいる。一錠約1000円、しかし自己負担金が高いから長くは続きません。それだけ漢方薬が安くて効くということです。女性では生理痛と偏頭痛の区別がつかない方がかなりおられるそうです。漢方薬の生薬の考えには経絡と結びつける考えがある。経絡の考えを応用すると頭頂部には呉茱萸、前頭部には葛根・升麻、側頭部には柴胡、香附子、後頭部には独活・姜活ということです。場所を考えると柴胡桂枝湯も面白い。桂枝で表証を改善し柴胡で側頭部を改善する。芍薬で痛みをとる。甘草で急迫を治する。湿をトリガーにするのは五苓散が有名です。アセトアミノフェンが優しいというが漢方薬はもっと体に優しい。桂枝人参湯は桂枝を人参湯に加えた方剤です。桂枝で表証を取り除きます。ロキソニンとガスターは保険が通りません。昔から保険診療では頭痛いからロキソニン、胃が悪いからガスターを一緒には処方できません。頭痛のみならず慢性硬膜下血腫を五苓散で治す時代が来ています。

SGLT2阻害剤

PMDAで仕事をされている先生から貴重なご講演をいただきました。新しい糖尿病のお薬であるSGLT2阻害薬は皆同じと思っていましたがエンパを除く発売後一年を経過したお薬についていろいろさが出ているそうです。まず悪性新生物が発症しているのは一つのSGLT2阻害薬に偏っている、しょせん一年ですからたまたまかもしれない。皮膚そうようしょうが起こるのは日本人独特である。重症皮膚障害は定義の問題がある。夜間頻尿が起こらない患者さんはSGLT2阻害薬のNONRESPONDERの可能性がある。夜間頻尿は効果そのものの可能性があるそうです。そして一つの薬には10パーセントのNONRESPONDERが存在するそうです。歯切れが悪いが誹謗中傷と言われてはいけないから歯切れが少し悪かった。悪性新生物が多いのはいちばん最初に発売されたSGLT2阻害薬だそうです。当面経口糖尿病薬の第一選択薬はDPP4阻害薬であるのは間違いない。2月になり長期可能になり欧州糖尿学会で評判になったエンパは売れるのでしょうか。ジャデイアンス25は相当でかい錠剤です。一時多く使ったが今はジャデイアンスは使っていない。

あぶら

昔、スーパーマーケット魚を食べる頭が良くなると歌がかかっていた。レゾルビンE2はEPAとそしてリボキシン、レゾルビンD1、プロテクチンD1はDHA群で上がるそうです。DHAはLDLのPARTICLEの大型化を起こすらしい。DHAを摂取すると頭が良くなるのは根も葉もない話だそうですが日本人の魚の摂取量は減っているそうです。生化学で学んだアラキドンカスケードが役立つのが魚の油の話です。ロイコトリエン受容体拮抗薬LTRAの話もアラキドン酸カスケードとつながる。悪い油はトランス脂肪酸や飽和脂肪酸です、ωー6ではコーン油/ひまわり油/サラダ油です。今やパン・豆腐・刺身なんでもオリーブオイルをつけて食べるのがはやりです。LDL減少、HDL増加、便秘下痢の改善、胃酸分泌の調節、活性酸素の除去いろいろな効果をうたっています。眼軟膏を使われたことがありますか?3・5グラム入っていて一か月以上使っていない人がいない。みんな期限に関係なく使っているこれも油です。参加しています。皮膚科用の軟膏の同じです。DHAはEPAからできる、どちらもサプリメントで接種する必要はあるのでしょうか。

AGA

男性型脱毛症AGAで悩んでいる人は多い。新しい薬ザガーロが登場する。男性型脱毛は女性でも起こる。ザガーロの適応は男性だけです。AGAの治療は発症後に行うべきだそうです。外用薬が良いか内服薬が良いかは微妙です。ザガーロという製品が発売になるそうです。すでに発売されていた薬をAGAに転用するそうです。AGA治療薬は保険的応外ですがジェネリック医薬品が存在するそうです。もともと前立腺の薬ですでに発売されていたアボルブを応用したそうです。厚生労働省の通達も出ていました。東洋医学では髪は血余と言います。血余炭は髪の毛を炭にしたものです。円形脱毛はステロイドが有効なこともあります。TYPE1,TYPE2が両方入っているほうが良いかというとそれだけ副作用も増えるということです。AGAの治療が良い人は40歳未満でAGAが進行していない人だそうです。外用薬より内服薬の方が効果があるみたいです。内服すると副作用として肝障害、性欲減退、乳房肥大などがあります。リピドー倦怠、射精障害、勃起機能不全などがあります。この領域は御多分に漏れずお隣の韓国の方が進んでいるそうです。漢方薬がご縁のAGA治療だが難しい。AGAは主にTYPE2が関与しているようです。

血圧測定

当初、特定健診では水銀で2回血圧を測定しました。ただちに水銀の血圧計は廃棄する必要はないが水銀は2020年までにはやめないといけないそうです。水銀は有害物質です。ホテル日航姫路で昨日、テルモさんのブースで家庭血圧の話を聞きました。新しいものは60メモリー出来るそうです。なんせ肘で心臓の高さで測定するそして一日に測定する。PCに強い人はスマホでデータ管理する。制度は3000円でも15000円でも変わらないそうです。そして一回に3回前4回は測定しない。朝夕は測るとよい。さらに不安定な方はいろいろな時に測る。そして、一回に月2回測定する。血圧手帳をなくそうとする動きがあるそうです。しかし血圧手帳に記載することに意義があるともいえる。もう一つ高い家庭用血圧計には耐久力があるそうです。さらには血圧計に60メモリー出来るものもあるそうです。HONEST STUDYで家庭ケタ津が大いに重要視されています。血圧にもHbA1cと同様に質がある。できるだけ変化しない血圧管理が求められる。関係ないが高圧作用が強力なアジルバとオルメテックでSTUDYをしているそうです。あと一ヶ月で結果が出るそうです。面白瘀そうです。

血糖値500から600mg/dl

クリニック開設以来糖尿病網膜症で以前からお越しの方が3年ぶりにお越しになりました、げっそり痩せておられてお顔わかりません弟子が。眼科は3年、糖尿病内科は2年も行っていない方がお越しになった。以前、トリアムシノロムを注射しておられ不安になりわたくしのところを受診されました。心が通じていたようで恐る恐る3年ぶりに採血しました。私の採決が痛くないと喜ばれました。HbA1Cが13もあった血糖は550mg/dlでした。今、インスリンで血糖を一気に下げたらいけない、失明してしまう。視力は思ったほど低下していませんでした。また、失明しており、不安定型糖尿病で入院中で一日血糖がほぼ安定して血糖値600mg/dl以上という患者さんを見せていただきました。原因は主治医が変わりランタスと即効型インスリンをつまりインスリンを全部切ってしまったことです。そしてダオニールに変えてしまった。とりあえず主治医の医師が連休で主治医が休みなので休みの間にインスリンを元へ戻した。とりあえず主治医を納得させるためにCPRを測定することになった。そしてCPIを見た。今は熊本宣言で高齢者ではHbA1Cが8でも構わない時代です。厳格な血糖管理で低血糖による救急搬送がなんと意識障害の方で8パーセントを占める時代です。内服薬による低血糖も増えている。また変わった主治医で血糖が高いと生食の輸液を行うように指示している。網膜症で失明状態でおそらくSU剤2次無効状態になっていると思われる。

制限食

五代栄養素(ビタミン・ミネラル・炭水化物・タンアパク質・脂質)のバランスのとれた食事と言われたのが懐かしい。特定保健用食品、機能性表示食品などいろいろ新しい概念が提唱されています。青魚をとりすぎると尿酸値が上がる、ロトリガ・エパデールを飲むのも一つだと思います。STATINを飲んだらコレステロールが下がる。DHAやEPAを服用すると中性脂肪が下がる。EPAとDHA療法が必要なのかよ理解できません。DHAで頭が良くなるというのはうそだそうです。最近は糖質制限食よりも野菜をまず食べることを推奨する食事療法がはやっています。産業医をしている事業所ではほとんど20代の若い方が多いためメダボの方がいない。みんな次第に検査所見の悪化が予測される。糖質制限食と脂質制限食どちらが良いか、これは従来のバランスの食事指導を覆すものです。糖質制限食を全うするのは難しいことです。筋肉には必須アミノ酸・オルニチン・クレアチン、骨には炭酸カルシウム・ビタミンK2,大豆イソフラボン関節にはグルコサミン、コンドロイチン硫酸・ヒアルロン酸などを主食・副食・副菜にそろえバランスをとることがロコモ予防だそうです。秋祭りも最後の練り合わせです、学校のグラウンドで6基の屋台が練り合わせを行っています。

ロコモテイブ症候群

整形外科では2007年ロコモテイブ症候群を唱え今や整形外科ではロコも一色だそうです。日本語では運動器症候群のことです。40歳代からの運動器の低下は寝たきりにつながる。筋肉の量は体重の40パーセントです。80歳には30課40パーセントの体重減少をきたすようです。