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今年のインフルエンザ

今年はインフルエンザの流行が長いですね。そのためか最近とてもすいています。最近少し西へ行くとB型インフルエンザがはやっているようですね。スギ花粉が飛んでもインフルエンザが流行っても苦痛は大きいですね。今年のインフルエンザは咳が出る人が多いのでしょうか?アスベリンが多く出ているようです。生体防御反応である咳を無理やり止めるのは賛否両論あります。ホクナリンテープで止まることもあるようです。暇はよくないですね。

ラピアクタとイナビル

時間外でこられたかたにラピアクタとイナビルを使用しました。ラピアクタはまだ使用例が少ないのでないかとおもいます。おひとりはリレンザ吸入で高熱が続くとのことでした。ラピアクタは思ったほど効かなかった。解熱するのに1日以上かかった。次の日は足元が頼りないということと異常行動の問題があり一日寝てもらった。ラピアクタはそれほどイナビルに比べ有効とは感じなかった。もう一人も時間外診療です。ラピアクタを用い解熱するのにやはり2日ぐらいはかかりました。重症に使うから効きが悪いか。世間の評判はどうなのでしょうか?もうこりごりですね。ラピアクタは高いしだれも説明にも来ないしイナビルの方が患者さんも安心です。ラピアクタは100例ほどしか治験もしていないらしい。まだまだ分からない薬です。

ラピアクタ点滴

昨年から正確に言うと昨シーズンからラピアクタ点滴とイナビル吸入薬がインフルエンザ治療薬として登場した。イナビル吸入役の効果は間違いないが異常行動の問題や未知の副作用が使用経験が増えると発生するかもわからない。ラピアクタ点滴は抜群の効果というがおひとりわけあって使用する機会がありました。効果はいかがなものでしょうか。4時間たっても一度下がっただけである。

イナビル吸入

イナビルは一回すえば解熱する優れたインフルエンザの薬である。イナビルをインフルエンザの患児が吸うと一気に解熱する。すると働く親は児童を学校へ行かせる。一週間はウイルスを患児は排出する。規則では解熱後2日すれば登校可能である。わたくしのクリニックにも咳止めだけ欲しいという受診者がお越しになった。今も28日にキット陽性でいつから学校は行ってよいかという問い合わせをいただいた。法律を変えないといけないのか?きっちりどなたか検証してください。

みずぼうそう

昨年から姫路ではみずぼうそうの方が多い。今日いつもお越しいただいている患者さんから8か月でみずぼうそうの予防接種をするのはいかなるものか?電話がかかってきた。答えはつぎのとうりです。母親が水痘つまりみずぼうそうの抗体を持つなら胎盤からの移行抗体、あるいは、母乳からの移行抗体が存在するなら1歳になってからの方が安全である。みずぼうそうの予防接種をするなら2回うつのが海外の標準です。我が家では明日全員B型肝炎ワクチンの大人用を打つ事にしました。私は22年前に神戸市立中央市民病院時代にうったことがありますが抗体がつきませんでした。母子健康手帳をみていますとB型肝炎ワクチンを接種されている方は5人もおられません。ほとんど家族で海外赴任された方かお母さんが看護師さんかの家庭です。肝炎学会の記事を見て慢性成果しやすいタイプが多いと聞き接種することにしました。

患者さんの視点

今近畿全域で全国平均よりも高いインフルエンザの流行が続いている。先週に比べ定点観測で2倍らしい。
ある患者さんのおかあさんがおっしゃっていました。「みんな一回すったらよい薬を吸って熱がさがったら学校にでてきている。」だから学級閉鎖がふえるのではないか?ごもっともわたくしも同感である。医師免許か看護師免許を持つ国会議員が音頭をとって「インフルエンザ薬を投与した日を基準に7日間は登校禁止にし、投与日を学校に提出してはいかがでしょうか。「解熱後2日」なんて時代遅れです。強毒インフルエンザが来たら日本は滅ぶ。

アトピーの乳幼児の掻破

アトピー性皮膚炎は幼児期までに80パーセント発症します。乳児期に重症ならアトピー性皮膚炎は治りにくい。アトピー性皮膚炎の乳幼児を持つお母さんにとって一番ストレスなのは子供さんがひっかくことだそうです。どんな時にひっかくか?ではどんな時にひっかくのか?入浴時が一番で、寝るとき、気分不安時、ボーっとしているとき、食事をとっているときの順だそうです。抱っこ遊びしているときにはかきません。体温が上がるとかゆくなるのはよくあることです。二重手袋やテープ固定、頭や首を氷枕で冷やす。手袋は賛否両論あります。

保湿をお母さんに楽しくなるには

BGMをかける、楽しいと思う時間つまりお風呂で泡立てた石鹸を用いて清潔に保つ。しわの部分はよく伸ばす。最後はガーゼでよく抑え水分をふく。入浴後10分以内に母が両手にクリームを広げる。

ファイブミニ

大塚製薬のファイブミニを知らない方はおられませんよね。小学校2年生で必要な6グラムの繊維が取れるそうです。アメリカ型の生活が普及し小児の腹痛の原因の中で便秘は大切です。一日当たり15グラムから25グラム必要だそうですが結構入っていますね。今後、胃ガンが減り大腸癌が増えます。ゆで野菜が一番量を多く取れます。なかなか子供に食べさせるのは難しい。仕方ないから、ファイブミニという時代が来るかもしれない。便秘のお子様は特保飲料ファイブミニです。

嘔吐と下痢

「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」2012年1月改訂版がでます。吐物や下痢の後の処分について記載されている。ロタウイルスのワクチンが発売された。糞口感染、接触感染、飛沫感染がある。ノロウイルスのワクチンも開発中だ。昔はかきをたべるとA型肝炎になるといったが今はノロウイルスです。ノロに一人かかれば全滅です。お正月をたのしくすごすためには食べ物に注意しましょう。ウイルスは3週間便から排出されます。