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ふらふら

ブロプレスとグラクテイブを服用中の方の一包化した分包紙に余分な薬が混入しており患者さんが薬を飲んでしまった。そのあと口渇とふらつきと手の震えが出現した。2日たった今患者さんから電話がかかり歩けるようになった。もうちょっと生きていける。と感謝の言葉をいただいた。患者さんに処方した保険薬局の管理薬剤師は本当に余分な薬が入っていたかと証人の有無をまず尋ねたらしい。何かおかしい。一包化もよかれあしかれですね。信用ガタ落ちですよね。この薬局さん。口渇とふらつきと手の震えが起こる薬に心当たりの方情報をお寄せください。

目の前が白く見える

糖尿病の方が食事前に目の前が白く見えるといえば低血糖を疑います。網膜のエネルギー代謝の低下によるものです。低血糖時にはカテコールアミンの分泌を介し血液がドロドロになります。ムコスタ点眼液で目の前が白く見えることを体験することは低血糖の時の見え方を体験することにはならないだろうか?

わかっているけど

糖尿病は「分かっているけど病」わかちゃいるけどやめられない。甘いのや果物も一つならいいか?寒いから散歩もやめとこう?内科の指導現場では「今頑張らないと将来合併症が生じる」と極めてネガテイブな動機づけになっている。うつの患者さんは糖尿病の治療をはじめるとうつのなりやすい。視覚障害を持つと鬱になりやすい。睡眠ホルモンはメラトニンというホルモンです。睡眠障害と鬱は密接な関係にある。ときには「あなたはあなたらしくいきる」ということを肯定することが大切です。

1733億円

たばこを吸う人が脳梗塞と心筋梗塞だけで医療費を1733億円押し上げているそうです。更に肺気腫、肺がん、自殺や未遂などの医療費を考えると煙草の税金を上げるのが一番合理的です。誰も反対しないでしょう。こうでもしないと国会が先に進みません。タバコ増税を唱える野田政権には最良の策です。

ナウゼリンOD錠

OD錠が最近ふえている。ジェリック対策が一つ、ナウゼリンODは制吐剤です。むかついたとき水なしで飲めたら楽ですね。ノルスパンテープをはるとき、副作用対策としてわたしはナウゼリンOD錠を使っています。ノルスパンテープのMRさんがプリンぺランよりよくきくといっておられました。

紅茶

IDFいわゆる国際糖尿病学会の発表です。50か国で調査した結果紅茶の摂取と糖尿病のリスクが反比例するそうだ。喘息に良いと理解していましたが喘息との相関はないそうです。東洋医学の立場からは発酵したお茶はよいとされています。なにがよいか?からだをあたためてくれます。生姜紅茶もあたたまりますが乾姜紅茶はもっと温まります。

高齢者の入院

アメリカの話です。高齢者の緊急入院の原因は4グループの薬の関与を指摘していました。抗凝固薬、抗血小板薬、インスリン、血糖降下薬だそうです。従来指摘された薬は以外にもリストには入っていませんでした。

私の好きな薬

インフルエンザには昨年は全例イナビルを使いました。大人は2回10歳未満は1回薬剤師さんの前で吸うだけです。抗アレルギー薬はザイザルです。14日しか出せませんがすこぶる好評です。糖尿病にはセイブルとネシーナ等DPPⅣ阻害薬でHbA1cが1から2ぐらい努力なしで下がります、喘息にはアズマネックスの吸入容器と粒子径、抗アレルギー薬では新発売のアレロック細粒のさとう味も使いやすい。シェーグレン症候群にはジクアス点眼液をつかうと角膜がつるつるになります。上部消化管出血のPPIはネキシームを服用すると赤血球が320万か400万にあっという間に回復だ。おなかが芯からスーとするそうだ。朝だけくしゃみが出る人は麻黄附子接細辛湯カプセルがおすすめです。

逆流性食道炎

逆流性食道炎の薬でネキシウムをご存知ですか?大変好評です。逆流性食道炎の増悪因子としてはタバコ、油、刺激食、便秘、肥満などがあります。ネキシウムを内服するとスーッとするらしい。世界で第4位の売り上げです。耳、のど,胸痛、気管支喘息などいろいろな病気と逆流性食道炎は関係します。

somogy効果

somogy効果とは先行する低血糖に対しかえって高血糖になる状態です。HbA1cは低いのに血糖値が高い場合考えないといけません。