ビラノア錠の共催セミナー

ビラノア錠は世界を見渡せば2009年に登場し現在日本では明治SEIKAと大鵬薬品の2社のものがあります。第7回総合アレルギー講習会では明治と大鵬薬品の共催セミナーが行われた。困ったことに発売時姫路市薬剤師会において商工会議所で講演会の講師を勤めたりずっと明治製菓の講演会に招いていただき明治製菓のビラノア錠を使用してきたが大鵬薬品のものが使われてきた。突然大鵬薬品に代わったので明治製菓の担当者の方が悲痛の面持ちで私のところに来た。先生のところがうちのビラノアから他社のビラノアになると大変困るというのです。ほんとに困ったという表情に私は何とも声が出なかった。私の以前このブログで書いているように何度も添付文書に書いてあるというので疑義紹介をかけられて困っているからMRさんが助けてくれーと無言で訴えても私にはどうすることもできない。確かになぜ変わったんだと思います。医薬品卸も変わったようです。昔から他の医薬品卸が納品したら大変なことになっていた。日本調剤と日本ジェネリックのように大変名力が働いているようです。といっても調剤薬局はどこへ行ってもよいのが今の決まりです。今日の第7回総合アレルギー講習会で大鵬薬品、明治製菓ファルマと併記されていましたが挨拶からして、また以前の近畿地方会のセミナーでもそうであったように大鵬薬品が強くご尽力いただいたようです。今日の滋賀医科大学の教授の先生のお話京都で行われた地方会で夕方拝聴しましたがとても分かりやすい。湯田厚司先生と共同研究されているからとてもためになるお話でした。理想のアレルギーの薬はまだないが空腹時服用以外は理想のアレルギーの薬です。