アナフィラキシーと血管迷走神経反射

先日自院以外の医療従事者への新型コロナワクチン接種を行いました。わたくし共の職員は医師会館で接種です。融通が利けばよいのになあと思う。私自身の体験と聖路加国際病院の岡田正人先生のお話からアナフィラキシーショックは少ないから海外では薬局や無資格者が接種できてます。アナフィラキシーの既往がなかったら15分の待機アナフィラキシーショックを紫色のキャップのワクチンを朝8時に冷凍庫から冷蔵庫移。常温で30分で溶解させる方法も記載があります。生ビールのように冷えている冷えている保冷庫を冷凍庫から取り出しました、そして冷蔵庫に移しました。6月2日から高齢者コロナワクチンになりますがどうも毎週火曜日の9時30分に届くようです。

アナフィラキシーショックを含めてアナフィラキシーはコミナテイ筋注用は少ないようです。ボスミンは三角筋ではなく大腿の前外側に打つ必要がある。昔は気管支喘息の患者さんに添付文書にあるように皮下注射していました。15分間隔で3回打ってダメなら気管支ぜんそくの患者さんは入院になっていました。今も3回打つようです。ベータブロッカーを服用する方にはグルカゴンですが嘔吐することが多いから即買いにして摂取するようです。しかし姫路市から支給されるものはグルカゴンはありません。

添付文書に皮下注または筋注と書いてあっても絶対筋注です。添付文書が正しいとは限りません

アナフィラキシーは再発します。第一相第二相の反応が起こります。保健所に相談したら早くボスミンをうって救急搬送になります。抗ヒスタミン薬もステロイドもEBMが不足している。しかし早く打つと効くかもしれない、血管内ボリュームが減ることがアナフィラキシーの基本病態です。