mRNA VACCINESとアナフィラキシー

聖路加国際病院の岡田正人先生のお話を聞きました。アセトアミノフェンが新型コロナワクチン接種のPREMEDICATIONとして話題になっているがどうなんだろう。前投薬するアセトアミノフェンは保険適応外です。人間ドックとおなじで自費ですよ。ワクチンによって異なるがカロナールなどのアセトアミノフェンをワクチンで発熱が起こるならあら獲得できる抗体価が低いとのデータがあるようです。熱が出ることが免疫反応を起こしている。つまり、アセトアミノフェンの予防投与はできるだけしないこと。不活化POLIOワクチンでは大丈夫とのことですが岡田正人先生のレジデントのためのアレルギー膠原病マニュアルに参考になることが記載してあるあるようです。ポリソルベートはモデルナもファイザーも入っているそうです。レントゲンの造影剤にはPEGは入っていない、心エコーの造影剤にはPEGが入っているそうです。PEGアレルギーの診断は簡単ではありませんファイザーは94%モデルナは100%女性です。15分で8割のアナフィラキシーが起こっている。PEGは食品の乳化剤やアスタットクリームにも入っている。モデルナは100万人で2.8回、ファイザーは5回のアナフィラキシーが起こっている。プレベナーにはポリソルベートが入っている。ニューモバックスには入っていない。ニュトラルリピッドは補体を活性化してアナフィラキシーを起こしているかもしれない。オプソニン化も関与しているかもしれない。心配なら30分様子を見てください。