スギやヒノキ花粉症は温病だった

黄連解毒湯は全身を冷やす漢方薬です

花粉症で鼻をかみすぎ鼻出血を繰り返す人には黄連解毒湯カプセル

黄連解毒湯は苦い漢方薬です

小青竜湯が無効なアレルギー性鼻炎が存在することが古くから知られている。「Dr西川の漢方ちょっといい話」で花粉症のお話をするため垣根を超えた第一回伝統フォーラムの資料を読んで感銘を覚えました。スギ・ヒノキの花粉症は傷寒ではなく温病の春温だということです。斎藤輝夫先生、篠原明徳先生らが寄稿されています。寒い2月にスギ花粉の飛散は始まり小青竜湯など温める漢方が有効なので傷寒と考えられるが花の局所は温病と考えるとよいみたいです。気分の熱を取る石膏が力を発揮します。温めるだけなら短時間は有効です。4月のヒノキ4月後半のブナ科5月のイネ科になり暖かくなるから温病はわかるがスギやヒノキの寒い時期の花粉飛散も温病。仙頭正先郎生の関西系統中医学講座がホテル阪急インターナショナル迎えの梅田のビナリオで始まる。雨が降っても梅田から茶屋町をとおれば雨にぬれずに行ける。東京から仙頭正四郎がわざわざお越しになりLIVEにこだわり講演が聞ける。風(ふう)は突然やってくる、場所が変わるなどの特質を持つ。今年もスギ花粉皮膚炎の方が増えている。雨が降らないから空気中をいっぱい飛んでいるんだろう。顔を洗って保湿そして希望があればWEAKの眼軟膏を塗る。ステロイドが冷やす薬の代表だからやはり温病。全身的には傷寒局所は温病なるほど。「Dr西川の漢方ちょっといい話」は体調が戻ったら再開したい。そのための条件の一つに私独自のお話を多くすることがもとられている。体調がよいときには頑張ろう。温めるだけでは花粉症の漢方治療に限界を感じる。外向きのベクトルだけではなく内向きのベクトルもいる。姫路市では昔は15年前はもっとスギ花粉が飛散していた、昔は顔がもっと真っ赤、鼻が詰まるからねていないともっと多くの患者さんがお越しになった。