重症スギ花粉症のゾレアも終りです次は5月から舌下免疫療法です

舌下免疫療法の重症・最重症のスギ花粉の治療に使えるようになったゾレアは抗IgE抗体製剤でマストセルの受容体に結合する前から投与がいる。体重が多い人やダニ抗原に感作されている人は投与量が多くかつゾレアの皮下注射の間隔も2週間になります。アレルギー性鼻炎にはゾレアを2月の第4週から始めた方がもう一回ゾレアを打ってみたい、効果を感じるまで遅かったので一回で終わりかなと思ったが2週間経過して効果を感じてきたそうです。鼻声も改善している。よかった。舌下免疫療法の患者さんは以前から言われるように3人に1人はシダキュアのみでよい、3人に一人は内服薬が減っている。3人に一人は今一つ。シダキュアを新しく開始するにはまず採血検査を受けていただく、そして5月からシダキュアを開始することになる。スギ花粉症があるダニ抗原陽性鼻炎にも5月からも開始をお勧めしています。日本国内を旅行してもスギ花粉飛散が見られない時期が5から6月になります。スギ花粉の飛散期におけるダニ抗原やスギ花粉に対する舌下免疫療法の新規の導入は推奨されていません。漢方薬単独の方も増えてきました。4月になったら漢方薬は温病の気分の熱の考え方を入れて化熱することを防ぎます。もうすぐ麻黄と附子から麻黄と石膏に変わります。