先生、近視どうかならないの

近視とは眼軸長が伸びる現象です。遠視とは眼軸長が短い現象です。調査が始まり40年間近視は増え続けている。視力検査だけではわからない。コロナ禍で近視が増えている。最近私は老眼が進行している。最近、採血では眼鏡をはずしている。アレルギーの採血では子供が比較的多い。もともと私は両眼視が弱い、顕微鏡は見にくい。眼科医になってはじめてわかった。スマホは疲れるのでIPADを購入し主にはパソコンを使っている。こめかみが痛いときも増えている。網膜上にピントを合わせることがつらい。もうすぐ60歳、衰えることばかり若い眼科医には勝てない。漢方とかアレルギーの診療には目はあまり関係ない。目を細めて一時的に見えている気になる。近くを見ることが増え遠くを見ることは減っている。25歳になっても眼軸長が伸びているといわれて久しい。強い度数の眼鏡をかけるとこめかみがいた低矯正の眼鏡を好んで描けている。奈良県立医大の平城京スタデイでは視力が良好なグループの方が認知症が少ない。近視では若くして緑内障になる。網膜剥離は20倍以上のリスクがある。豊かさの追求と経験のないストレス。パソコン・タブレット・スマホの普及で近業が増えている。日本人は近くがタダで見えると思っている。累進屈折力レンズを若い人にお勧めすることもある。シンガポールや香港で低濃度アトロピンの点眼が近視進行抑制点眼液が有効とされている。近業を避けるのはなかなか難しいので大きなモニターを見ることを心掛ける。勿論遠くを見ることも大切だそうです。1000ルクス以上の光に当たることも有効だそうです。大野京子教授やご高名な眼科医の意見としてNHKのテレビで放送してました。