防己黄耆湯に何をくわえるか

防己黄耆湯は津液代謝の方剤です。君薬は黄耆で脾気・肝気を表層に引き出し肺気を充実させます。聞くところによるとカーヤのアリストロキア酸腎症以降防已は青風藤がかわりに用いられると聞きます。津液代謝には脾肺腎が重要です。さらには肝の疏泄条達、発揚が絡んできます。肝の疏泄条達・腎のおん陽・肝の発揚も弱い。温陽(桂皮・附子)発越(麻黄)・疏肝理気(柴胡・半夏)のできる生薬と組あわせると良い。そこで系統中医学での推奨号砲は真武湯/桂枝加朮附湯/八味丸/麻杏薏甘湯/越婢加朮湯/抑肝散加陳皮半夏などの記載があります。エキス剤を組み合わせて保険診療で何とかと思います。2剤というのはサフラン天麻まつ当帰まつ、川芎まつ、こうじん、附子まつはまた別になります。