井齊先生

SCIENCEKAMPOMで痛みの漢方について勉強しました。打撲の痛みは微小循環障害で通導散そして桂枝茯苓丸そして疎経活血湯を用いるそうです。交感神経緊張の怒りには抑肝散。四逆散の方が深刻で不安による精神症状、筋肉痛は麻杏よく甘湯が長引いたらヨクイニン等らしい。漢方薬服用前に胃腸が弱いか聞くのはナンセンスらしい、牛車腎気丸は最低3月飲む夜間頻尿しびれに長期で有効なことがある。日頃エビデンスではなく問診と生薬で処方を考える。日本東洋医学会のホームページの日本東洋医学会エビデンスレポート2010を用いて説明くださるのでためになる。すべてプリントアウトできる優れものだそうです。疎経活血湯は何となく腰が重いようなときに聞く。五積散はうまくいかないときのピンチヒッターとして貴重な存在だそうです。変形性膝関節症のヒアルロン酸は4日しか聞かないらしい。防己黄耆湯で正座ができるようになることがある。尿量が増える人はあたりです。漢方薬が聞いたら患者さんが喜ぶ。降圧薬で血圧が下がっても当たり前です。やめると戻る、量を減らして継続するのが良い。附子をはじめから加えるのは二朮湯と防己黄耆湯だそうです。越婢加朮湯は熱感伴う炎症派に良い。神経障害性疼痛には帯状疱疹がある。慢性にはMSがある。茵陳五苓散が良い、三か月以降は加味逍遙散ですが自制的ではないそうです。舌痛症は難しい、決まったものはない。舌以外にどのような変調があるか見ることだそうです。ツムラさんとコタローさんのWEBで自粛も飽きることなく週末を過ごしています。