奔豚気病

漢方エキス製剤にはありませんが肘後方にも金匱要略にも奔豚(ほんとん)湯という方剤があります。奔豚気病の一部はPANICDISORDERや不整脈などの病態に絡まっています、奔豚は少腹から胸に向かい気が上昇する病態です。小腹と小腹は異なります。ご存じでしょうか?桂皮と茯苓で病理的な巡りを苓桂●甘湯に乗って腎気のめぐりを改善します。苓桂○甘湯には保険適応エキスにある苓桂朮甘湯・保険適応エキスにない苓桂味甘湯・苓桂甘棗湯がある。小太郎さんの匙クラブにはある。奔豚気とは腎気の乱れを背景に驚いた子豚が奔走するように体の中で気が激しく動く状態です。奔豚の原因は腎陽虚でも起こるが主に腎陰虚です。陽虚による腎気の乱れを背景に腎陽が上昇、津液を伴い上方に。五苓散も猪苓湯も沢瀉・猪苓が津液を停滞せず全身の津液のめぐりを整える。猪苓湯と五苓散は構成生薬が似ており沢瀉・猪苓・茯苓が共通です、猪苓湯は滑石・阿膠が五苓散は桂皮・白朮が加わります。四君子湯の人参・甘草を桂皮・沢瀉・猪苓に置き換え津液を巡らせ温腎利湿する。単に体の外へ水を逃がすのではない、つまり全身に及ぶ津液の巡りを改善します。健常な水のめぐりに引き戻す。当帰芍薬散と茯苓・白朮・沢瀉が共通生薬です、五苓散は桂皮・猪苓つまり津液代謝を当帰・芍薬・川芎に変えるつまり陰血の滞りを解消する当帰芍薬散に変化します。当帰芍薬散は血分の滞りを解消する。二日酔いは熱と水。陽黄は炎症感染。因陳五苓散は湿熱を排泄する。つまり酒を飲んで湿熱がたまった状態に良い。猪苓湯は滑石・阿膠が主薬、滑石の収斂、阿膠の養血滋陰止血。当帰芍薬散は体全体の血の滞り、桂枝茯苓丸は局在血瘀の改善する。猪苓湯は局在する湿熱の解消する。仙頭せいしろう先生が講義中で強調したいのは五苓散・猪苓湯・苓桂朮甘湯・当帰芍薬散は類似方剤であるという観点です。更には苓桂●甘湯も類似方剤です。漢方診療は148通りのあて物ではなく中身を吟味して自分で出せば出すほど薬局が損をする刻み生薬や生薬末ではなくエキス製剤を2つ組み合わせることです。そのためには生薬一味一味を吟味してGoogle口コミで間違っているという口コミになるのは当たり前です。保険適応の病名はツムラと小太郎漢方製薬でかなり異なる。更には漢方エキス製剤の病名はDOUBLEBLIND(二重盲検)試験などしていない。武見太郎医師会長の鶴の一声と2000年の歴史である。