緑内障は視神経と視野に特徴的変化を有し、通常眼圧を十分下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患です。緑内障の視神経障害及び視野障害は基本的に進行性で非可逆的です。患者の自覚症状なく障害が進行する。緑内障は隅角所見、眼圧上昇をきたしうる疾患、要因により分類されます。眼圧上昇の原因を他の眼疾患、全身疾患あるいは薬物使用が原因となって眼圧上昇を生じる原因を他疾患に求めることができない原発緑内障と求める事ができる続発緑内障胎生期の隅角発育異常や他疾患・要因により小児期に眼圧上昇をきたす発達緑内障の3病型に分類される。原発緑内障は原発開放隅角緑内障(広義)(従来の開放隅角緑内障と正常眼圧緑内障)と原発閉塞隅角緑内障に大別されます。眼圧について欧米では眼圧21mmHgを上限とされわが国でもこれに倣っておりましたが岐阜県多治見市で行われた多治見スタデイでは正常眼圧を平均眼圧±2SD(標準偏差)で定義すると19.9から20mmHgとなり20mmHgを境に開放隅角緑内障(広義)を原発開放隅角緑内障と正常眼圧緑内障に病形分類ことに合理性がある。治療ですがエビデンスに基づいた唯一確実な治療法は眼圧下降です。薬物・レーザー手術・観血的手術から選択します。原発開放隅角緑内障の治療は薬物治療が第一選択となりますが補全代替療法として漢方薬やサプリメントには高いエビデンスを有する報告はありません。原発閉塞隅角緑内障はレーザー手術や観血的手術の対象となります。(緑内障ガイドラインを参考に記載しました)
