おいしいものは太るがお茶なら体重増加しない

お茶ばかり飲むと水毒になる

昨日は18時から山本巌流第三医学研究会の血虚のおはなしを視聴しました。大昔に父親の神戸大学の同級生である神戸市の元町のところでご開業されていた結縁繁雄先生の教えていただいて大阪駅前第三ビルで日曜日の午後に講演を聞きに行ったのが始まり。私は系統中医学講座で東京通いをしていたのですっかりご無沙汰していましたがCOVID-19でどこもいけなくなり昨年からZOOM配信になり視聴しています。最近は新大阪のコロナホテルで開催されていたようですがCOVID-19の流行に伴い昨年からZOOM配信にになり今年からは参加費が有料に戻りました。この会では貧血は気虚であるその理由は脾虚によって吸収できないとのこと、これは仙頭正四郎先生がしばしばおっしゃる鉄剤飲んでもレバー食べても貧血は良くならないに共通している。消化管の吸収は大切です。普通貧血は血虚であるが四物湯だけでなく脾虚の井須利が一緒に入る気血両虚につながるのだと思う。COVID-19の急性期には小柴胡湯の大量投与がよい。今世の中では清暑益気湯、小柴胡湯加桔梗石膏、清肺湯が中国の影響で出荷調整になっている。さらには多くの漢方エキス製剤がCOVID-19に使われすぎて不足してさらにはこれを改善するためにCOVID-19に関係ない牛車腎気丸などの生産ラインを減らしているからかなり多くのエキス製剤が影響を受けているようです。参蘇飲も今不足している。風の8割が参蘇飲でよいと聞いた。こんな穏やかな生薬で効くのかと思うが気分がよくなるそうです。気分の落ち込みに感冒症状がなくても参蘇飲と香蘇散。福富先生は参蘇飲合桔梗石膏。小柴胡湯加桔梗石膏が出荷調整で小柴胡湯と桔梗石膏を処方しているのか桔梗石膏も不足しているそうです。昨日は16時からクラシエの講演会が開催され人参養栄湯が胃腸に良いと言ってました。大学の偉い先生のお話でグレリンの世界でしたが確かに四君子湯に陳皮も入って異効散になっている。山方勇次先生は娘さんのCA!”%が1000もある卵巣嚢腫を漢方薬で直したそうです。すごい。遠くからたくさん患者さんがお越しになるそうです。広島国際大学の中島正光教授のおおらかな素晴らしい司会で閉会。山本巌流第三医学研究会は次回は小太郎漢方製薬の当番で11月です。たくさんの質問の後大杉製薬株式会社のK課長が最後に占めて終わりました。