アイボンってどうなんでしょう

妊婦のアレルギー性結膜炎にアイボンってどうなんでしょうと今日も効かれた。涙が汚れてDebrisが浮いてますよというとアイボンはどうなんでしょう。アイボンは以前にも記載したが今は塩化ベンザルコニウムが入ってない。ガイドラインで塩化ベンザルコニウムが高濃度なんで推奨されない時代もあった。あったらいいなを力にする小林製薬はいろんなアイボンを作っている。一方参天製薬はウエルウオッシュアイを世の中に出してきた。以前、M3で京都府立医科大学の木下茂先生がヒアレインがドライアイを変えた、びっくりしたとお話をされていました。ヒアレインがswitchOTCとなりヒアレインS点眼液が登場した。目を洗うことでは眼処置を算定できなくなった。眼科の診療はREDEYEからWHITEEYEに対象が変わった。目を洗い流すことは推奨されなくなっている。一方ホワイトアイクリニック時代にアイシャンプーが登場している。LIDHIGIENEつまりマイボーム腺が注目されアイシャンプーが購入できる。さらにはあずきの力で瞼ごと温めることも推奨されている。瞼を冷やすのは眼球打撲の時くらいだと思う。ウエルウオッシュアイが上市されたことから考える目を洗いたい人は多いのでしょう。眼科アレルギー研究会やドライアイ研究会に参加し小林製薬のブースでいろいろ教えていただいた。REAL学会ならではのMERITでした。参天製薬のウエルウオッシュアイはいかがなんでしょう。休日夜間急病センターにもアレジオンLX点眼薬が採用されていました。一番高価なお薬です。

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塩化ベンザルコニウムフリーが流行っている。それだけ医学が進歩している。小林製薬のアイボンがバックフリーになって久しい。ドライアイのGLができた時アイボンには点眼薬より高濃度の塩化ベンザルコニウムが入っている話題になったがその後すぐに改善された。カップを使いまわすから感染予防の観点から塩化ベンザルコニウムを点眼薬より多く含むというのは普通の発想です。人工涙液のソフトサンテイアも今は赤い色の製品があるビタミンB12製剤です。アイボンのWビタミンも同じような発想です。