スギ花粉症の舌下免疫療法

スギ花粉の舌下免疫療法の薬で液体型のシダトレンが3月に薬価削除になりTABLETタイプのシダキュアに一本化される。シダトレンは副作用が大変少ないので離脱者を出さない、だから大好きでした。COVID-19感染で舌下免疫療法をやめた方が私のところはもちろん全国で非常に多くなっているようだ。12月14日鳥居薬品から3人のMRさんがやってこられた。以前なら12月といえば神戸支店長さんをはじめ豪華メンバーが私のクリニックを訪問くださっていたが鳥居薬品も神戸支店や姫路営業所がなくなり主力がアトピー性皮膚炎のコレクチムや腎性貧血の訪問が減っているがMYMR君をはじめ担当者そして兵庫県の新しい担当者でした。アレルゲン免疫療法.JPに新たなる記事が掲載されたそうです。MYMR君が紹介していた記事です。最近舌下免疫療法に新しく取り組み方が減っている。1月になったら新規に取り組むことが難しくなる。1月には敏感型スギ花粉症の方が花粉飛んでいますかと診察にお越しになる。一年間に湯田厚司先生が質問にたくさんおこたえくださった中から冊子を作ってくださったようです。先日の兵庫県保険医協会薬科部講演会でも舌下免疫療法のお話を取り上げようかと思ったが昨年のDUALSLITのような新しい話がなくやめた。舌下免疫療法が始まる前から鳥居薬品の姫路営業所に招かれ社内勉強会の講師もさせていただいた。発売延期になった時もずっと情報提供していただいた。薬科が安過ぎた、アレルギー対策基本法ができて阪神間に基幹病院が4つとも集中してしまった。東京での最後の秋のアレルギー学会が紀尾井町のホテルニューオオタニで開催され講習を受けないと舌下免疫療法ができないところからいまはE-Learningで簡単にできるようになった。途中退出禁止のニューオオタニのアレルギー学会場で土曜日の18時から30分東京駅に向かうタクシーを待った。良い思い出である。そしてたくさんの方に受診していただいた。今年も残るところあとわずかです。。低濃度のシダトレンがなくなりスギ花粉の舌下免疫療法は一つの区切りを迎えます。