更年期症候群の漢方治療

子供が一人旅で買ってきた土産のカレー

わたしのところの患者さんで一番の主力というか多いのが更年期症候群の女性です。治療はプラセンタの注射と漢方薬です、今は肝機能障害のプラセンタ注射ラエンネックが限定出荷までいかないが全く入荷しません。3月から5月に入荷しなかった更年期障害のプラセンタメルスモンは今は十分ある。プラセンタは生薬としては紫河車という。そして中医学の方剤学では紫河車大造丸が有名です。日本で保険診療では処方は難しい。男性は不可女性で45歳から59歳まで処方可能です。第5期関西系統中医学講座生理病態治療編では⑧-Dに記載がある。まとめると腎の機能の低下曲がり角を迎え衰退してゆく過程で引用バランスが崩れる時期が更年期であると記載がある。陰や要の衰退が本質でありながら相対的な陰の過剰や陽の亢進に基づく陰陽バランス乱れを見るため複雑である。まとめると本来陰陽の陰の機能が優位である女性が陽亢になりほてりイライラ不安イライラしてじっとしておれない不眠煩躁感津液代謝の異常として関節痛、朝のこわばりがみられることがあります。陰陽バランスの乱れが多き菟更年期障害としての病態が認識されます。血虚・陰虚・気滞などが阻滞にあると更年期症候群としての症状がみられやすい。食べ物ではこれがよいという食べ物は存在しないと著者は述べています。心(しん)や腎(腎臓ではない)の働きを豊かにすることが大切だと述べられています。漢方薬としては氣血五臓では肝心腎などを調整するとよいと記載がある。いつまでも顔が熱いから冷やす方剤だけではだめです。インターネットや週刊誌で書いてあるからこの薬はもっとだめだ。弁証してORDERMADEの治療が必要です