あっと驚く大人にも起こる食物アレルギーというタイトルで西宮の原田皮膚科クリニックの原田晋先生は食物アレルギーの第一人者である。市民公開講座で貴重なお話を聞く機会を得た。ルパフィンのWEB講演会でWEBも効いたが残念ながら途中からアクセスできた。今日はすべて拝聴できた。まずはFDEIAは10歳代に多い。小麦エビの関与が多い。小麦が過半数。湿気、睡眠不足低温、鎮痛剤疲労睡眠不足風邪症状が関与する。2001年には原田先生はアスピリン負荷の有効性について論文にされたらしい。パンケーキ症候群はタコ焼きやお好み焼きの粉に含まれるダニアレルギーです。たこや小麦ではなくダニアレルギーです。そうか海外ではお好み焼きたこ焼きは食べないからパンケーキ症候群だった。アスピリン過敏症と日本でも関係しているらしい。輪ゴムでくくってタッパーウエアに入れ冷蔵庫に入れるのが小麦粉の保管法。クラス1は食物自体を食べて発症。果物アレルギーは花粉やラテックスと構造タンパクが似ておりラテックスフルーツ症候群という。PFASは野菜果物アレルギーです。リンゴ桃サクランボなしバラ科食物と白樺花粉症は密接に関係する。1対2で女性に多い、ひょっとして女性のほうが果物を召しあがるからだろうか。六甲山のオオバヤシャブシですがスギ花粉と重なるから要注意。がけ崩れ防止で大量植樹されたが今では伐採しているそうです。六甲山から東南に飛ぶそうです。宝塚市中山ニュータウンでは伐採して効果を上げた。2018年以降GRPはクラス2アレルゲンと考えられるようになっている。スギヒノキでもGRPを交差抗原とする可能性があるそうです。αGALは獣肉アレルギーで加齢の魚卵に交差する。セツキシマブもαGALを持っている。牛肉特異的アレルギーも怖い。牛肉アレルギーとマダニ咬傷そして子持ちカレイの魚卵アレルギーが関係する。納豆アレルギーはマリンスポーツの方に多くPGAが原因とされる。PGAは高分子ねばねばの中にPGAは存在し12時間後の反応となる。猪俣直子先生は17例中14例がマリンスポーツ愛好者です。PORKCATsy3ndromeはねこと豚で交叉反応が起こる、感作はハムスター犬でもおこり生肉要注意です。Bird-eggSyndromeもなまや加熱不十分な鶏肉や卵を食べると起こる。楽しい40分でした。まさにアレルギーのトリビア。