内服の難治性蕁麻疹のお薬

難治性蕁麻疹の新しい薬でついに内服薬が6月に製造承認されブルトン型チロシンキナーゼ(BTKi)のレミブルチニブです。ノバルテイス社から2026年秋ごろ発売見込みとなっている。国内未承認ながら新しいガイドラインにはBTKi内服薬もチラット登場しているようです。2026年の4月に蕁麻疹ガイドラインが改訂になりました。いよいよ第4版です。2025年の第19回相模原臨床アレルギーセミナーで姫路にも何回かご講演にお越しの成育医療センターの松本健治先生がご紹介されてその存在を知りました。今年の第20回相模原臨床アレルギーセミナーは昨日終了しました。難治性の蕁麻疹の治療といえば生物学的製剤の抗IgE抗体製剤ゾレア®皮下注(オマリズマブ)が2017年からそしてヒト型抗IL4/IL13抗体のデュピクセント®が2024年からつまり💉がゴールデンスタンダードでしたがこの秋には難治性蕁麻疹に同じくノバルテイスからBTKi(ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬)という内服薬が登場、ゾレア®も在宅自己注射できますが内服のほうが敷居は低い。アメリカでは一年前に薬価収載されている。トランプ政権は皆保険の日本でもアメリカ並み薬価を求めるのが輸出の条件となっているようだ。安易に使えないように何か縛りがあるかもしれません。6月に薬価収載されています。とある水曜日の夜20時から21時40分医師会館で行われた喘息アレルギーの委員会の中の抄読会で「Remission in Chronic Spontaneus Urticaria」というNEWENGLANDJANALOFMEDICINEという格式高い海外文献を解説していただきました。ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬のレミブルチミブ商品名はラプシド®UAS7が14以上=膨疹HSS7が7以上かゆみISS7が7以上つまり中等症以上で日本でも用いられることになるそうです。単純に比較するとプラセボでも効いているのはレスキュー薬を使っているからとしている。EACCI(欧州アレルギー学会)のGLでは4倍量の抗ヒスタミン薬がヨーロッパでは使える。それでも無効な方に向けた薬です。レミブルチミブはゾレアにわずかに劣るという結果だそうです。在宅自己注射できても注射より飲み薬を選びたい人が増えそうです。ただ薬価がどれくらいになるか。大変興味深い。いままではB細胞の脱顆粒の抑制を目的として血液癌に用いられてきましたが蕁麻疹ではFCεRIの下流つまりヒスタミンをreleaseするところをブロックする機序にようです。IgEやインターロイキンのみならずTSLPの抗体まで注射薬が登場しています。病名でいえば蕁麻疹の特殊型の血管浮腫まで生物学的製剤が使用できるところまで高価だが進化してきている。抗がん剤として用いられる系統の薬がアレルギー領域の薬になるのは画期的です。問題は薬価です、皆保険で高額医療費の限度額があるから日本国民は薬を安く使える。キートルーダーやオプジーボなどの免疫チェックポイント阻害薬が海外では皮下注射で使用できる。乳がんで使用する抗がん剤も少しずつ皮下注射の臨床治験がすすんでいる。点滴で抗がん剤をすると時間が決まっておりかなり9時にルート確保してゆっくり終わったら15時とか皮下注射はありがたい。血液検査では申し分ないといわれてもなんかおなかの調子も悪いし倦怠感が朝から続く。心が晴れる日がないなあ。明けない夜はないというが死ぬまで一生抗がん剤確定の身クーラー三昧で毎日貼る回路を2枚以上使っている。更年期でプラセンタ注射にお越しの方は顔が熱い暑いそして倦怠感は私と同じ。毎年10月になるとプラセンタ注射の方はお越しではなくなる。私の抗がん剤はものすごく冷える、西洋医学には冷えの概念はない。末梢循環障害しかない。西洋医学ではしもやけにはユベラ=末梢循環障害として頻用されるが。あまり効かない。しもやけができる前につまり10月ぐらいには漢方薬でお血を改善し細い細い方には気と血を双も重要です。猛暑で湯舟にはつからない人が多い、逆に私のような夏でもカイロに電気毛布が必要な状態つまり重症の冷え性で虚弱なぬるめの湯船に20分以上つかると気持ちよい。果物は水分が多いので控えることが大切、フルーツならドライフルーツが良い。男性更年期にもプラセンタというから打ったが全く聞かなかった。プラセンタは生薬学では紫河車(しかしゃ)と言い補腎陽のはずだったが全く無効だった。口から入るものはできるだけ常温しかし夢前町の甘音屋さんで抹茶のかき氷いただいたがおいしかった。ひどい冷え性なのでやめておくべきでした。つめたい水を体温の36度に維持するにはかなりのエネルギーを使っている。年を取るとさらには新しい抗がん剤を服用すると体調管理が難しい。よいことばかりではありません。