嘱託産業医の仕事

専属産業医に対する言葉が嘱託産業医です。医という言葉がつきますが診察をしたり予防接種を行うことは嘱託産業医の仕事ではありません。50人以上の事業所には嘱託産業医を配置することが求められます。ストレスチェックテストも50人以上で実施義務が生じます。姫路市の場合は医師会の産業保健課から募集が多いさらには私の場合は労働衛生コンサルタント会の兵庫県支部からの求人もあります。嘱託産業医の仕事でいちばん求められているのが検診結果を見ることです。そして受診鑑賞をわたくしの名前で行うことです次は衛生委員会への出席です。もう1年ぐらい衛生委員会に出席していない素晴らしい企業がある。議事録が送られてくるのを読ませていただくがどこから情報が入ってくるのかというぐらい素晴らしい。本来は衛生委員会の最後に10分産業医が衛生のお話をするのが一番理想の衛生委員会だそうですがそこまでの企業は私のところでは2社だけです。活性化していない企業の衛生委員会は私が用意したお話を聞いて終わりというのが多い。そんな中一年ぶりかそれ以上経過して午前中の安全衛生委員会の補足としてお招きいただきました。まずは総務の担当者は社会保険労務士の国家資格を有しているが医療の資格を有する方はこの会社におらずみんな相談に来て困っているところから話は始まりました。毎年この時期労働衛生コンサルタント(保健衛生)の試験が大阪と東京で行われる、講習会が減りコロナ禍で日本医師会認定産業医の更新が大変難しくなっています。きっと受験生増えているのでないかと思います。この準備にはまずお質問を集めて回答を労働者の皆さんの前で提示する予定です。不眠症の漢方治療の資料も作らないといけない。休日夜間急病センターの出務もある。オミクロン株が怖い。