第7期関西系統中医学講座弁証・症例分析編第4回は脈診

2025年12月も半分終わりました。十二月の関西系統中医学は四診の中から浮中沈取など切診の代表である脈診のお話です。仙頭正四郎先生の仙頭節はとても気持ちよく日曜日の午後のひと時よく居眠りしてし。健康そうに見えますが。健康そうに見えますが酸素飽和度が93%しかない私はとにかく倦怠感が強い。脈診では手のひらを上にして手首の脈を診ます。向かい合い相手の右の脈を左で診る。東洋医学的には指の腹を当てるのではない。指は立てて脈を触知する。 脈の様子を示す用語 はいろいろあるが脈律は速さ、脈位は、総按は寸・関・尺を同時に診る。中医学では二十八脈あるがその名前にあまり固執する必要はないそうです。つまり病態を解き明かすことが大切です。脈を二十八脈に当てはめることが重要ではありません。触知の部位として脈の性質を一番はっきり感じ取れる場所は浮と沈、力強さが弱と弦、大きさを細と滑。弦は細く力強い。ギターの弦は細く力強く張って弾力がある。細は弱いとは限らない。脈の流れは渋あるいは滑、滑脈は円滑の滑です円滑な流れ脈拍は数と遅。不整は代結促に分ける。代は規則的に抜ける、結は不規則に抜ける、促は不規則に抜けて早いという風に覚える必要はあまりない。日本漢方とは異なり動きは陽、物質としての量を陰という。律動を調節するのが心/肝。脈律は速さのことを指す、心臓の拍動で心気不足、心血虚・宗気不足.血・大散促など不規則な乱れ。数(速い)は熱、遅は冷え。虚熱では肝腎陰虚、実熱は肝火上炎、心火上炎です。虚寒は心気不足・心陽不足。実寒は寒凝・なんで数脈になるのか?系統中医学では「欽ちゃん理論」としてなんでそうなるのよお。。肝や心の病的亢進、虚証の陰虚・血虚では循環量不足を代償している。気虚・陽虚顕著。感冒や血虚でも熱症を呈するとは限らない。遅脈は機能低下で送り出せない。血液を押し出す必要がない機能低下で送り出せない。気虚は全体の活動レベル低下。気が満たされたら寒証にはならない。スポーツ心臓は一回が多い.数だから熱は間違い。浮脈は気血の勢いが表面に集約されている。病的には気虚・陽虚・陰虚のために孤立した陽気が浮上する孤陽上越。浮脈は生理的には風邪などで表面で戦っている熱いとき・昼間に見られる。沈脈は気血の流れが体の深いところにある証拠、生理的には体の内側に病、妊娠・月経前・食後・睡眠中・病的状態は気虚・陽虚・血虚・陰虚では表位に気血を配れない、腗気下陥、肝鬱気滞。「脈症イコール欽ちゃん理論。」で自分でもつ意味を考える。脈を診るとき大きさは物質的、強さは動き。脈を指先でどう感じるか脈が持つ陰の性質。大きい脈は湿盛、湿うん。陰分の過剰。細い脈は中医学的陰虚・血虚。細脈イコール陰分の不足ではない。強い脈は気の充実、脈の強さは勢い。指を押し返す力つまり気が外へ広がろうとする力。脈はいつも動的、太さと力強さ。どこで一番強く触れるか?六脈は寸関尺に五臓を合わせる。もうLIVEでは聞けない講義なのにコクンコクン。もう脈診の講義も何回聞いたかおそらく十回は聞いていないが大阪そして東京でおなじ講義を聴いたが新鮮なのがつらいところです。朝姫路駅でバスを降りて着物を着たご婦人に追い抜かされた。薬のせいかどうか酸素飽和度が低いからハアハアいうのでしょう。中国人中医師は脈を丁寧にみる日本漢方の医師は腹診中心。肌を見せない文化が腹診をしないことにつながる。