アドレナリンの点鼻が薬価収載

ネフィー®が薬価収載されました

アメリカではエピネフリン日本ではアドレナリン発見した時期の違いでこのような差異が生じています。インフルエンザワクチンも点鼻生ワクチン、10年前から存在しないが有効性が落ちて昨シーズンから点鼻生ワクチンが流通しています。今度は簡単に言うとエピペン®が点鼻なって日本に上陸します。点鼻薬の名前はネフィー®といいアルフレッサファーマが販売します。ただエピペンに比べてkぽう薬価になっております。1918年にアドレナリン注射液はは0.3mgが推奨になりました。私も研修医のころボスミン®を0.2から0.3mg気管支ぜんそくの発作時ネオフィリンや捨てろいど注射液の点滴で帰宅困難時はボスミン®を筋注を3回繰り返しましエピペンは0.3mgですがそれ以後アドレナリンは体重0.01mgつまり0.5mgを推奨する声も増えています。日本ではアドレナリン、アメリカではエピネフリン発見時期の微妙な違いです。私も6月にハチ毒によるアナフィラキシーショックで意識がない人に遭遇し0.5mgのボスミンを筋肉注射しました。そしたら意識が戻りましたが姫路医療センターのドクターカーにご高名なDrが乗車してお越しくださいました。そしてambulance_carも到着しました。今アレルギー学会のondemandで新しいアドレナリンの点鼻について国立病院気候相模原病院の海老沢先生から詳しくご説明いただきました。現在すでにアメリカでは6製剤アドレナリンの点鼻があるそうです。日本でもいよいよ承認されたがなんとネフィー®は薬価が2万円越え。現在のエピペンよりもお高いから大人の方中心の私共では勧めにくい。調布のチーズ入りチジミ事件とそれ以降ではエピペンを打つ人が変わったそうです。調布の問題以前は保護者をお呼びして保護者が打つことがお子さんでは多かった。今は救急救命士がエピペン®を打つこと増えている。これはなぜ可能になったか?法律を変えるのは容易ではない、そこで通達で対応したそうです。新しいアドレナリンの点鼻薬でも通達が出ないと救急救命士は対応できないようです。まあ点鼻だから痛くないから違いもあるでしょう。10月のアレルギー学会のセミナーで拝聴しました。