加齢変化の漢方治療

東洋医学では腎といえば腰・下半身・背筋です。水、腎陰は津液の源です。乾けば六味丸を服用するのは?実はそうではない。すべての陰は腎陰を基にする、すべての陽は腎陽を基にする。陰液不足は乾燥症状、材料不足は合成不良、構造物は柔軟性がなくなる。粘膜の渇きには口喝、皮膚の乾燥によるかゆみ。結合織の繊維化、委縮、肺血管や眼球の硬化、前立腺肥大。陽を生じる燃料としての陰。機能低下、観賞構造物の脆弱化、枯渇。陰の二つの役目は燃料としての陰、盛業のための陰、鎮めるための陰。制御の陰は心の機能面、物質よりも機能面。柔肝は剛蔵である肝を潤す。腎陰不足では肝心と関係する機能が乱れる。腎陽の不足、熱の不足、熱源不足。熱源低下は合成力低下、処理能力低下、運搬力低下、免疫力低下、諸機能の活動度低下と関係する。腎は細胞の数の低下、基底層の胚芽細胞やメラニン細胞に腎がかかわる。爪髪の毛、皮膚みんな同じ。血が豊かでも腎のかかわり。物を提供するには熱、材料つまり陰と陽がかかわる。陽気不足で津液が凝縮、湿濁形成。腎陽は脾の活動の根源です。脾の吸収低下による形成不足。腎陽の衰えで基礎代謝が落ちる。邪や痰飲となり湿濁形成が起こる。陰陽の失調、陰虚陽亢、陰盛陽虚は生活習慣病型、更年期は成長から老衰への曲がり角です。相対適用の更新、末梢へ流れる水の動きが優位になる陰を下焦に集め発汗関節痛、朝に手指のこわばる。陰的側面の過剰が目立つ。相対的に男性は陰性になる。更年期は衰退の始まり。腎特有の加齢変化で胸も背中も張り具合は重力に抗する内から外に向かう。上向き外向き引き合う力。重力に抗する腎は内耳や階段を上がる動作と関係する。腎虚ではたるむ。背骨が丸くなるのは筋肉の問題です。お互いに引っ張り合う。腹直筋が緩む。重力で引っ張られる。肩甲骨を寄せると健康を引き寄せることになる。ゆるみやたるみは腎の力。腎水函木。心は話すから舌の認知症は心陰を議なうことが中心です。足りないものを補うだけではだめ。腎気の衰えで脾気も衰える。吸収・化生・昇清・運化全般に衰える。桔梗石膏や梔子柏皮湯で乾いたら六味丸ではなく高齢者は八味丸でよい。滋陰舌、陰が気化運搬されるには麻黄附細辛湯を加味するとよい。朝4時に起きて6時43分のバスで姫路駅に向かい2025年7月27日梅田から茶町を抜けてホテルビナリオ梅田で関西系統中医学講座に参加してまいりました。8時半に到着河辺譲二先生の扇町漢方を視聴し9時30分から受講しました。今日は絶対眠らないと思ったがまた眠った。あと各シリーズ8回ずつでもう梅田には行けなくなるやもしれません。抗がん剤育前は眠るなどありえませんでした。気合を入れて服します。