第19回相模原臨床アレルギーセミナーは今年も9月1日で終了します。
Bcellの成熟化と高親和性IgE受容体と密接に関係し重要な働きをするのがBTKです。BRUTON型TIROSINE-KINASE(BTK)は内服薬であることが一つの利点です。昨年はお盆は病院のベッドの上で点滴につながれて前投薬の第一世代抗ヒスタミン薬が良く効き抗がん剤の点滴を受けてすやすや休んでいました。ここ10年毎年つまりコロナ禍前から8月には花火が爆発したみなとみらい21にあるパシフィコ横浜あるいはパシフィコ横浜ノースで国立病院機構相模原病院主催の相模原臨床アレルギーセミナーに参加していました。8月最初の日曜日の15時30分最後の後援が終わり桜木町からあるいは横浜駅からJR横浜線に乗るとアリーナで有名アーチストのコンサートがあり経験したことが超満員の満員電車で新横浜駅たどり着くのが昨日のように印象に残っています。第19回相模原臨床アレルギーセミナーのWEB講演の中で難治性特発性蕁麻疹と抗IgE抗体オマリズマブつまりよりも親和性が高い抗IgE抗体を用いても効果は上がらなかった、つまり抗IgE受容体抗体など他のTARGETを狙うべきだそうです。BTKとはブルトン型チロシンキナーゼの略です。KINASEはリン酸化酵素です。ブルトン型無ɤグロブリン血症という病気もあります。BTKはRBCの成熟において重要な酵素です。わたしが注射の抗がん剤は終わり現在服用する抗がん剤がBTK阻害剤です。いつまで服用すればよいですかと言われたら効かなくなるまでですと言われています。私は日本人には極めて少ないつまり200人とかのRAREな不治の病です。さらに不幸なことに希少疾患にかかわらず指定難病にはなっていないので医療費がこれがTBDとか膠原病なら医療費が特定疾患になりやすい。いま急に悪化するなら感染症だといわれています。患者さんにCOVID19インフルエンザマイコプラズマ百日咳の検査を勧めても「検査するならよそへ行きます」と帰って行かれます。以前のように週末新幹線に乗ってお泊りで講演会や学会というのがすっかり減りましたWEB公園が少ない日本医師会の産業医講習会とWEB講演がない関西系統中医学講座の二つだけLIVE講演会に現地参加します。REAL講演会というのはおそらくBROKEN_ENGLISHです。REALは現実でVIRTUALは仮想です。6月定点観測で週0.7人だったCOVID19が7月初めに2人そして7月の終わりにはなんと3人。宝塚でCOVID-19は多いそうです。毎年そうですがCOVID19は冬と夏の2峰制を示しつつあります。COVID19のワクチンが今年は65歳以上の方も国庫からの補助はないそうです。つまり65歳以上の高齢者がワクチン接種するには11000円だそうです昨年は3000円。市民税非課税世帯も5000円です。ファイザーのコミナテイとモデルナのは一本包装。MEIJISEIKAのコスタイベは2本包装だそうです、コスタイベは昨年は16人分と集団接種を想定していましたが国会議員と訴訟に発展したりSNSで話題になっただけできっと大きな損失を招いたであろう。mRNAコロナワクチン開発の国家助成はなんと1800億円。それで開発できた第一三共と明治のみです。4月に中学生が発熱でお越しになってインフルエンザとCOVID19が陰性だったが数日後マイコプラズマだった例を経験しました。修学旅行で持ち帰られたようです。検査してみないとおわからない。百日咳とマイコプラズマは血液検査しないとこじれた時が問題です。いまのCOVID19山のも10代特に前半が多い。BTKはBURTON型チロシンキナーゼを指しますがチロシンはある種のアミノ酸でKINASEはリン酸化酵素を指します。わが国では承認されていませんがBTK阻害薬に保険適応はありませんがなんと「難治性慢性じんましんにもBTK阻害薬が有効であることが第19回相模原臨床アレルギーセミナーの講演の中でで姫路にも何度もお越しの国立成育医療センターの松本先生のお話を視聴していて判明しました。相模原臨床アレルギーセミナーは3日集中のアレルギーセミナーです。以前は8月に週末休診にして参加していましたが今は完全WEBになっています。10年ぐらい前から参加させていただいております。私の内服する抗がん剤が難治性慢性とはいえ生涯有病率が4人に一人とか言われる高い蕁麻疹というCOMMON-DISEASEでも用いられるそうです。うです。BTKはB細胞だけではなくIgEにも関与するそうです。8月はしんどくてしんどくてしかしもうおしまいです。