第7期関西系統中医学講座基礎理論編第2回

きょうの午前中は基礎理論編の陰陽のお話です。陰陽可分は整体観につながる。2つの視点を意識する、2つの力の存在を見出す。現象を理解するには2つの視点がいる。梅雨で倦怠感が強い日が続きますが東洋医学では湿熱の状態です。6時42分のバスで関西系統中医学講座に向かいました。姫路駅前はかつては西日本最大の夜店でにぎわったゆかたまつり開催中です。大手前通りには昔ほどではないが露店が並び駅の芝生は侵入禁止で柵がしてあります。昔はあおり族なる若者がにぎわった。今は一般車両進入禁止バスとタクシーのみが侵入できる。今日こそは眠らないぞと決意して自宅では濃いお抹茶をお代わりして服用しカフェイン注入、ホテルについて紅茶もいただきそれでも寝たら今日は服用しようと昇堤作用を期待して補中益気湯。麻黄附子細辛湯を持ってきました。9時30分いよいよスタート。梅雨どころか光と熱の梅雨明けの世界の中の昨今です。花壇のお花の写真で陰陽を考える。パンジーのオレンジと紫で陰陽そして土と花の陰陽近い遠いだけではなく天は陽、地は陰。陰陽は東洋医学の基本中の基本です。特殊な難しい理論ではありません。日常経験する現象の根底にある大原則です。難しく考えすぎないことが大切です。難しく考えると誤解の元です。言葉だけで理解することは難解です、感性、感触と理論を融合させて向き合う。陰陽の理解を深めると面白さに満ちた世界になります。一般的陰陽は互いに対立誤った概念図は陰と陽が集まってできる。対立したものに分かれる。陽は火に代表される。熱や活動。陰陽対立はお互いに対立。陰は水に代表される。寒や静。陰陽過分。さらに陰陽に分かれる。陰陽互根は相手をそだて相手に依存。結合して出来上がる。陰陽消長は役割が変化する。役割をバトンタッチする。役割交代。陰陽転化は性質が変化する。一定条件下で入れ替わる。何が陰何が陽か覚えるのは無駄。本質を見つめて感じ取る。陽は放散、陰は凝集。陰は水に代表される寒や静の性質です。陽は簡体字では日陰は月。月は自ら光らず太陽の光を受けて光る冷たい凝集した物質。陰陽可分にみる二つ。さらに陰陽に無限に分けられる。素問の陰陽離合論にも記載がある。細分するだけか。分割の多様性による可分。極み同士を同一視する発想。統計学における正常以上の概念に類似。特定の視点の中で見る視点の多様性を陰的視点。陰陽には相対性が存在する。視点が変われば意義付けが変わる。足は陰ですか陽ですか何と比較するか?支店変われば陰陽の位置づけも変わる。どういう機能から見るか?細分は無数に分ける同一視店の中での分割の多様性。マクロの可分、視点そのものの多様性、いろいろな対極の視点で分析する。睡魔が朝から襲ってきた、薄荷のすぷれーで目が覚めました。休憩です。