梅雨に浸るうつ状態からの脱出漢方

13時から14時半まで梅雨に浸るうつ状態からの脱出漢方」について仙頭正四郎先生講演を拝聴させていただきました。TKP広島ガーデンシテイからハイブリッド配信でした。欝で問題になるのは精神状態が体にい影響することです。五臓の心である太陽から光と熱がつまり豊かな陽気が注がれる。かなり精神状態にも影響がある。肝気のめぐりは軽く柔らかくゆったりと広がりを持ってのびやかに必要なだけ運ぶことで体は順調に働く。風に揺れる植物の枝のように曲がりながら広がりを持つ豊かさにつながっていきます。うつ状態は肝気は固い感じになります。籠るつまり凝縮し濃厚に重くなる。体を動かすのもおっくうになる。気のめぐりが悪くなり欝の状態になります。欝は内向きにこもる。イメージが悪い状態です。悪い面ばかり見える。ストレスという環境は置かれた状態をどう考えるかという受け手の問題が大きい。どう自分が解釈するかが精神的トラブルの本質です。バランスの医学というがものすごく奥深い。内向き・下向き悪いことばかり考える。過去の失敗を気にして自分で勝手に暗いシチュエーションを作る。心(しん)のNEGATIVEな方向の空回り。目の前の問題だけではなく勝手に悪いことばかり考えさらに悪い方向の予想をするようになる。外から侵入する外邪自分の中のないじゃ労逸過度労作と安逸は過度になると病気になります。行き過ぎはだめ質的によいものでも置かれた状況では悪さにつながる。頭の使いすぎも悪い。体の休めすぎ使わないのも悪い。にじゃにならないではないかを面白いと思う人は欝にならない。感情が影響しやすい臓腑があります。七情の怒喜憂思悲恐驚。欝は広がりにかける。躁鬱を行ったり来たりする憂いは木を集める。肺はバッファーバリア外殻天蓋の働きを有します。肺は体の中から集まってくる。欝は固く狭くこもる滞る。憂は肺気を集めのしかかる。健全な精神状態は春とか夏の状態です。広島の梅雨入りは平年6月6日だそうです。欝はずっと同じ状況に置かれます。東洋医学では自然は変化する。蓄えたものは消費される。凝集と放散は変化する。短期で寒暖差が大きい陰陽は激しく変化している。季節の変化は陰陽の抗体を意味します。秋冬は碑・腎が充実し蓄えます。緩衝帯の意義冬から夏ではなくではなく春を置き夏から冬ではなく秋を置いています。物が増えるのが春減る荷が冬です。水陰が豊かな春から秋へと変化します。八稿弁証陰陽(寒熱・燥湿)体を治す症状を治すのは標「「治病必求于本」本は原因。于にはにから向かって標本同時が現場ではほとんど。智辯和歌山対TOYOの野球部試合はどうなったか?7回1対0で勝っています。陰も陽も中庸的なところがいる。土(ど)です。いったん度に入り勧奨して次の季節になります。この考えを土載四行(どさいしぎょう)といいます。土旺用事(どようようじ)の用事はことを為す。水のピークは春ではない、秋にも果実がいっぱいある。物が減るのは秋の終わり少しピークがずれる。梅雨時の特性は言わずもがな水です。梅雨は空からくる湿気であり泉の水ではありません、うつ状態は固い狭い籠る滞る内向きが特徴です。梅雨にはふさがれた熱が中にこもりない邪になる。覆いかぶさる湿気。発散利湿、清熱、疏散鬱熱、健脾燥湿(燥湿は快適に動く)がつゆに浸るうつ状態からの治法です。寧神潜陽・肝気拡散(外向き)・肺気解放のびやかにゆったり巡る躍動を目指します。