糖尿病網膜症(投稿用原稿)

糖尿病は血管の病気といわれる。細い血管を先ずおかしあとから脳や心臓・下肢の比較的太い血管も詰まらせる。神経障害・網膜症・腎症などの三大合併症が起こる。。まず手足がしびれるなど末梢神経障害次に目の奥に出血する網膜症、最後に人工透析に至ることもある腎症が起こる。糖尿病網膜症と緑内障が成人の視覚障害の1位と2位を競っていたが近年糖尿病において薬物療法つまり治療が進化しさらには網膜症や白内障などの眼合併症の治療も進化が著しい。網膜症のなかで病気にかかわらず網膜の中心である黄斑に水がたまる病態にも抗VEGF抗体の硝子体注射が保険適応になり黄斑浮腫による視力低下が回復することも多い。。VEGFとは血管内皮増殖因子のことで硝子体内へ破綻しやすい新生血管の出現や黄斑浮腫を防ぐ。今や糖尿病網膜症が2位で緑内障が1位です。目の中で硝子体は8割を占める透明なゼリー、網膜とはカメラのフィルム、黄斑は網膜の中心でものを見るところです。糖尿病網膜症は3期にわかれる。まずは糖尿病が発症しても網膜は正常な状態、次は小さな出血が散在する軽症の単純網膜症そして血管が閉塞する前増殖網膜症最終的には新生血管が生じ急激に硝子体出血や新生血管緑内障をきたす増殖網膜症に至る。高血糖が原因で毛細血管が詰まり血管の壁が損傷し閉塞して眼底出血を起こす。血糖管理をしっかり行うことが大切です。そして閉塞が進むと酸素不足・栄養不足になり軟性白斑が出現する前増殖網膜症に至り網膜光凝固術を行うこともある。酸素など栄養が不足が進み本来存在しない脆弱な新生血管が硝子体内に形成され突然破綻すると硝子体出血さらに繰り返すと牽引性網膜剥離や新生血管緑内障という難治性緑内障という難しい病態に至る。さらに硝子体出血や新生血管緑内障を起こすとと急激にし機能低下をきたす、硝子体切除術や緑内障の手術を行う。発症後症状のない糖尿病網膜症は手遅れの状態になり症状が出現することも珍しくない。糖尿病と診断されたら症状の有無にかかわらず、年に一回例えば誕生月の眼科受診してください。個々から校正が入ります。そしてサービスで流れます