ポートピアホテルで3月22日23日に開催された第12回総合アレルギー講習会のONDEMAND配信中ですが藤田医科大学の矢上晶子教授の「お大人の食物アレルギー」の論文のレビューのご講演の中の食用昆虫コウロギアレルギーのご講演が興味を引きました。コウロギはSDGsの影響で食されることが増えている。食料としての昆虫にはバッタ、ハチノコ、イナゴ、タガメ、サソリなどが注目されている。蚕は白僵蚕、サソリは全喝、漢方薬の生薬にもなっている。リウマチの方は全蝎を煎じて服用します。気持ち悪くなったら御退室ください。そして2017年に初めて海外で報告され食用昆虫コオロギアレルギーの報告も増えているそうです。コオロギは大量生産でき栄養価も高くわが国でも流通しています。とうとう日本でも2例のコオロギアレルギーの報告がなされたそうです。EUではダニアレルギー甲殻類アレルギーを有する方はコオロギは食さないように注意喚起されています。大人の食物アレルギーといえば私もビラノア発売時に当時今ほど注目されない時代にコチニール色素アレルギーαGALアレルギー納豆アレルギーについてご紹介いたしました。子供とは全く異なる分野です。コチニール色素は赤い色で口紅に入っておりフランス菓子のマカロンにも入っています。アルファGALはまだに咬傷や血液型B型牛肉アレルギー注射の抗がん剤でアナフィラキシーショックなどの履歴があります。そこからさらにはBirdsEgg症候群PorkCat症候群も報告されています。鶏肉と鶏卵、豚肉と猫アレルギーです興味深いのでもう10回ぐらい繰り返して視聴しました。私も阪神淡路大震災の前だったがイナゴの佃煮を神戸北野坂の山菜料理の店でいただきました。醤油で佃煮になっていたので違和感なくいただくことができました。もう30年も前のお話です。第12回総合アレルギー講習会の配信もあと1週間何度も苦仕返し視聴したい。