2025年6月1日から労働安全衛生規則の改定で気温以外に湿度や輻輳熱を考慮したWBGTで28度つまり気温で31度以上つまり熱中症アラートで一日4時間あるいは連続1時間以上の作業を行うものに対してマニュアル作成などを行わないと罰則で懲役6か月以下または罰金50万円以下の処せられることになりました。これは企業の或いは事業所の大きさではありません。これは2年連続死者が30人以上が続き屋外での死者が7割以上対応が遅れていることに対する法改正になります。死者が多い業種は建設業・製造業そして警備業です。炎天下でもこれらの業種はなかなか難しい。涼しい工場の中だけではなくフォークリフトなど重機で荷物をトラックに積んだり降ろしたりという作業はなくなりません。輻射熱でアスファルトが熱を持っている。打ち水をしてもなかなか熱はこもっているするなら涼しい時間に打ち水をする。昼間にするとむしむし熱くなります。ファン付き作業服やファン付きの帽子の着用とか日陰になるところから作業を進めていく大型ファンで気流を作る。単独作業を避け二人以上で作業を行うことにより以上を早く発見する。暑熱順化とは暑さになれることにより汗をかきやすくすることです。汗は体温を下げるために重要な働きをしています。脇汗のお薬エクロックゲルそしてラピフォートワイプや手汗のお薬アポハイドローションを希望される方が増えてきています。HDSS3以上が保険適応です。
参考文献は厚生労働省の「働く人の今すぐ使える熱中症ガイド」