
ステロイド点眼薬がアレルギー性結膜炎に有効なのは間違いない。著効する。ステロイドにも強弱のRANKがあります。また粒子径から角膜を通過するもの通過しにくいものを選択して使用するべきである。眼圧に影響が少ないのはフルオロメトロン<ベタメタゾン・デキサメサゾン用法的には内服・点滴<点眼・眼軟膏・結膜下注射の順です。小児にはステロイドレスポンダーが多く姫路市でもその昔ステロイド緑内障で失明して訴訟になり新聞に載ったことがある。噂ではステロイド点眼が漫然投与されていたらしい。更にはヘルペスが角膜にできたこともある。角膜に無数の樹枝状潰瘍ができていて何をしましたかと伺うとスギ花粉の時のステロイド点眼を指しました。悪かったですかねえ。悪いに決まっている、ステロイドで免疫落としたら潜伏するヘルペスが生えてきます。桜の花のようにぎっしりヘルペスの潰瘍ができていた。ステロイドそのものの有害性というか免疫を落とす作用以外にフルオメトロン点眼には防腐剤が入っている。約60パーセントに塩化ベンザルコニウムが入っています。他にはパラベンが29パーセントクロロブタノールが9.2パーセントとなっています。パラベンはコンビニ弁当にも入っているし気管支喘息にも関係するしクロロブタノールはエタノールに溶けて水に微溶で抗細菌抗真菌作用麻酔作用などがあります。塩化ベンザルコニウムは保存効力が高く水に溶けやすいさらには科学的に安定頻回点眼で角膜上皮障害の発現が多い、ソフトコンタクトレンズへの吸着があるのでソフトコンタクトレンズの上からの点眼は禁止する。しかし私が眼科学校医を務める学校があと2年あと3年でそれぞれ統廃合過去にお世話になった学校も統廃合。姫路市北部の過疎化少子化は一気に進みます。高等学校ではカラコンがものすごく増えてびっくりしました。養護の先生には眼科の先生が良いと言っているもの学校が制限できませんと言われました。また中学生でLGBTQの問題からかいちぶのがっこうでTROUSERS(スラックス)を着用している女子が増えた。楽だし盗撮にあうこともないし。またびっくり。眼科には中高生のコンタクトレンズの定期検診の方はおこしではなくっている。私のところは従業員不足もあり初めてや久しぶりのコンタクトレンズの方はお断りすることが増えている。養護教諭の先生も眼科に定期検診は言ってませんね。コンタクトレンズのみならず人手不足で土曜日はやっていけなくなるかもしれません。先行き不透明感が続きます。