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一酸化炭素中毒

福山のホテル火災が毎日新聞上で取り上げられています。普通、物が燃えると一酸化炭素ではなく二酸化炭素が発生します。火事の時発生する有害ガスには一酸化炭素があります。一酸化炭素は無色無臭で水にはほとんど溶けません。一酸化炭素は酸素に比べて200から300倍ヘモグロビンにくっつきやすいという事実があります。するとヘモグロビンは酸素を全身へ運搬できなくなります福山のホテル火災でも同じですが建物のなかの方は酸素が少ないため燃えても二酸化炭素にならず一酸化炭素になります。一酸化炭素は比重が0.97で空気に比べると軽い。したがって、かがんで逃げることが大切かもしれません。福山のホテル火災の報道を新聞で見る限り防火管理者が社長なのか誰なのかはっきりしません。私も姫路の防災センターで防火管理者の講習をうけましたが20歳代で火災が発生した時とてもとても責任が取れる立場のにはないと思われる方が多かったような気がします。防火管理者には責任がついてきます。この度の姫路の消防の査察でも防火管理者未選任が何軒かあったようです。