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ブナ科花粉症

先週から姫路はブナ科花粉症に変わっている。スギやヒノキ花粉症は終わりです。いつも今はドングリの仲間の花粉ですと4月は患者さんにお伝えしています。明るい話題が一切ない今日この頃ですがスギ花粉症の舌下免疫療法を始める時期が来ています。副作用が皆無のシダトレンを使ってきましたが製造中止になるのを期に多くの方をシダキュアに変更しようとしてしています。いろいろな調剤薬局にうちの処方箋が飛散しているようですのでお知らせしておきますね。クリニック隣のスーパーから黄色い花粉がこの時期たくさん飛散します。安室東小学校の校区は白樺ハンノキそしてブナのRAST陽性のお子さんが多いと思います。白樺ハンノキそしてブナ科はPFAS野菜果物アレルギー症候群の原因として非常に重要です。兵庫県でも六甲山系に行くとオオバヤシャブシが有名ですが姫路は六甲山系ではなくブナ科植物です。オオバヤシャブシは戦争で樹木を切った六甲山でがけにも植生するというので植林されたようです。カバノキ科ではバラ科の桃リンゴそして水っぽいマメ科の豆乳やおぼろ豆腐でPFASが起こります。むかしはOASでしたが今は学会ではPFASと呼びます。