記事一覧

産業医が足りない

嘱託産業医が不足しているようだ、医師会はもちろん人材紹介に登録しているとたくさんご連絡がいただける。最初は眼科の先生じゃと言ってる企業もご希望の内科や外科の医師は見渡してもいない。私のほうも働き方改革の時代に昼休みや18時以降に働くのはそのうち縛りが出る可能性がある。活動時間がお昼休みと18時以降に私の場合は限られる。日本医師会認定の産業医と異なり労働衛生コンサルタントの試験はは合格率30パーセントくらいの比較的難しい国家試験です。私の様な医師免許を有する者が労働衛生コンサルタントの試験に合格してもあまり御利益はない。産業医の更新が不要になるが労働安全衛生法、労働基準法、労働契約法は成長する法律です。一番良い産業医は難関産業医大を卒業することです。産業医大卒業生は終身産業医です。羨ましい。産業医大は私立なので学費は国立大学医学部の350万円に比べるとお高い。産業医大は国立大学の後期試験と同じ日に試験が行われる。後期の試験の日となると昨日今日行われている前期試験で合格した人は受験しない。地域推薦枠という名前で田舎で働く道は多い、産業医大は姫路で言えば製鉄記念病院、兵庫県で言えば関西労災病院などが赴任する病院です。つまりへき地医療ではない。さらには予防医学が領域的に大きい。