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生命保険の外交員さんと白内障手術

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術の行方が騒がしくなり患者さんも迷っているみたい。手術をする医療機関も患者さんが一度に殺到すると困る。しかし難しい問題である。生命保険の外交員さんが来年3月で高度先進医療から多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が外れるから今のうちに手術をしたらどうかと提案されたら患者さんは両眼で100万円の手術がタダになると思ったら急がないといけない、消費税が8パーセントから10パーセントになるよりもはるかに大きな話である。多焦点眼内レンズは高度先進医療に組み込まれて12年になるそうです。完全な自由診療に進むのか、日本医師会が望まない混合診療になるのか、健保組合が反対する世界初の保険診療になるのか。平等な医療を掲げる公明党の主張がものを言うのか。白内障にばかり限りある眼科医療費が使われることになるのか。誰もわからない。医学はどんどん進んでいくからかかった眼科医を信じるしかない。私のような手術をしない眼科医ではさっぱりわからない。高度先進医療特約に多焦点眼内レンズを入れないものもあるという噂です。これこそ想定外のお話である。