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ガイドラインに書いてない気管支ぜんそくのお話

国立病院機構相模原病院の谷口正実先生のお話がまた聞くことができました。こんなすごい先生が相模原臨床アレルギーセミナーでは第一日目にはたくさん講演し且つ司会として前に座っていらっしゃる。気管支ぜんそくはアレルギー疾患です。成人気管支ぜんそくの60-70パーセントがアレルゲン同定可能だそうです。カビはほこりカビと水回りカビに分かれる。意外や意外ダニ感作例は重症アレルギーつまり気管支ぜんそく重症例には少ない。三大カビはアルテルナリア・アスペルギルス・カンジダです。カビは30度で死ぬものがほとんどだがアスペルギルスは30度から45度まで生きる。これがアスペルギルス感作例での重症化につながるようだ。ICSの高濃度長期吸入はA.FUMIGATUSの気道内腐生につながるそうです。アスペルギルスが出すプロテアーゼが感染やアレルギーにつながる。喫煙はCOXⅡ誘導刺激になるそうだ。アスピリン喘息は気管支ぜんそくの1割だそうです。多いですねえAERDは30歳代+副鼻腔炎+気管支喘息最後にNSAIDs過敏症です。