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無給医

今日から実質夏休みが始まる。無給医問題というのが急に発生した。私も眼科に転科して当直費以外1年無給だった。家賃も出ないがそれは当たり前と今でも思っている。最低賃金を下回るのが研修医でも当たり前だった。K医科大学で過労死問題が生じてそこからどんどん研修医は労働者であるとの解釈になっている。そして当直医問題は一向に進まない。当直は軽作業であると昔から認識されており当直には労働基準監督署に届けがいる。看護師業務は夜勤で8時間の労働が終われば拘束が説かれる。医師は当直だから翌日も通常業務で48時間後に拘束が説かれる。N病院の産婦人科医の宅直問題で最高裁判決いわゆる3審が出たのに世の中が変わらない。卓直は私は却ってしんどいいつ重症の本当の医療が必要な人が舞い込むかもしれない点で当直と何ら変わらぬ精神的負担がある。参議院選挙が終わった。梅雨で多くの方が体調不良の中での選挙選挙運動で戦われた方の体調管理は大変だ。不確実性の時代といわれたが何が起こるかわからないことが当たり前になっている。